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佐々木幹夫のメールマガジン
        

メールマガジン発行までの
 

主 張

人間はたちの悪い
地球の寄生虫
出逢った人
思ったこと
私達には小さな希望もなかった
漁業組合の鑑札制度に
異議あり
新しい歴史を
創る側に立って
自然の理にかなった
ゴミ処理方式
市町村合併の判断
地域の「発展」とは
都会化を目指すこと?
市議会で思ったこと
などなど などなど
メールマガジン
NO 発行日 表  題 NO 発行日 表  題
294 140713 政党支持に関係なく真摯な審議を期待      
292 130404 あなたが払っている税金の使い道は? 293 130823 線引き 撤廃要件緩和へ
290 130115 KBS京都テレビに出演 291 130214 線引き 都市計画道路 見直しへ
288 121005 市街化調整区域に住宅建築が可能に 289 121230 今年もありがとうございました。
286 120627 佐藤正久参議院議員の講演会 287 120830 綾部市 市民憲章
284 120310 由良川にサケよ帰れ! 285 120508 耕作放棄地解消と地域活性化を
282 120215 うわさの映画【ふるさとがえり】試写会 283 120306 国交省選定の日本海側拠点港「京都舞鶴港」
280 120128 何でもありの新春放談会 281 120208 来る!岡田克也副総理
278 111208 京都府立林業大学校の受験生を募集中 279 120104 あけましておめでとうございます
276 111126 綾部市に提案書を 277 111207 「都市計画道路」と「線引き」の見直しを!
274 110913 10年後に我が集落はどうなるの? 275 110928 道路計画や土地利用の線引きを論議
272 110830 綾部市に「高潮注意報」?? 273 110906 天気予報について
270 110730 京野菜を作りたい! 271 110819 綾部市の定住促進
268 110625 事務所は継続して開設しています 269 110717 物部五差路・全面改修へ
266 110516 議会報告会にご出席を 267 110602 老人ホーム[はなみずき]の求人募集
264 110422 山田知事が全国知事会の会長に立候補 265 110428 平成23年度農林・土木関係の事業箇所
262 110413 綾部市の原子力防災計画の充実を 263 110416 原発の緊急時計画区域・京都府は
260 110323 京都府内への被災者受入状況は231人 261 110330 府民公募型安心・安全整備事業の公募開始
258 110315 京都府議会で緊急声明 259 110319 京都府の避難者への支援体制
256 110312 東北地方地震へ京都府からも応援出動 257 110313 東北地方太平洋沖地震への応援のお願い
254 110215 綾部市主婦殺害事件解決に専従特捜班 255 110218 各地で府政報告会と励ます会を開催
252 110204 明日の京都”幕開け予算 253 110208 府民公募型安心・安全整備事業も継続実施
250 110116 五津合町地内を拡幅工事 251 110125 京都府高病原性鳥インフルエンザ警戒本部
248 101231 この一年を思い起こしながら 249 110108 木造住宅耐震改修に90万円助成
246 101221 高病原性鳥インフルエンザ 247 101230 林業大学校
244 101212 山田知事に平成23年度予算編成要望 245 101218 京都府議会11月定例会閉会
242 101126 これからの国際交流をテーマにテレビ出演 243 101201 京都府議会議員選挙への立候補表明
240 101116 野生鳥獣被害と運転免許証更新 241 101123 高津町に建設される老人ホーム
238 101009 議員定数を2名削減 239 101105 決算審査特別委員会が始まっています
236 100913 山田啓二京都府知事を招いて 237 100916 特別養護老人ホーム建設補助も
234 100813 市民バラ園整備事業も支援を決定 235 100901 小浜綾部線の国道昇格を!
232 100805 ☆ 来る!★   山田啓二京都府知事 233 100806 若松町のJR山陰線跨線橋を改修
230 100723 グンゼ(株)がモデルフォレスト運動に調印 231 100805 テーマは「市民バラ園整備」
228 100616 選挙期間中を休会 229 100722 地球温暖化対策特別委員会
226 100522 農林・土木関係の事業箇所 227 100609 消防団団長点検始まる
224 100509 5月11日から臨時議会・副知事人事も 225 100516 地球温暖化対策特別委員会委員長に就任
222 100411 国道27号線や地上デジタルも 223 100418 内閣総理大臣鳩山由紀夫主催「桜を見る会」
220 100326 天皇皇后両陛下と 221 100404 いよいよ ドクターヘリ運行前訓練実施
218 100309 京都府政と市民生活 219 100316 山田知事に地域力再生の強化を問う
216 100209 今日はきもの議会 217 100220 予算審査委員会副委員長に就任
214 011229 トステム綾部轄H場の閉鎖は 215 100130 ◆くらしを守る◆生活を支える◆人への投資
212 091122 京都府女性チャレンジオフィス入居決定! 213 091223 京都府に予算編成要望
210 091027 民主党政権に期待する 211 091101 道路改修、ガードレール、河川整備
208 091003 川の流れを良好にし、護岸や堤防を整備 209 091013 生活・雇用を温める
206 090920 京都出身の国会議員が要職に 207 090928 府民公募型事業で道路整備など
204 090807 光野町になだれ防止、古和木は治山ダム 205 090904 9月6日・KBS京都テレビに出演
202 090725 新型インフルエンザ体制を変更 203 090728 お帰りなさい「山本俊一」さん
200 090711 民主党時局講演会 201 090718 山家観光やな漁に280万円
198 090626 福知山市で新型インフルエンザ 199 090711 山田知事と一問一答
196 090614 「フェーズ6(世界的大流行)」を宣言 197 090620 過去最大 745億円の補正予算
194 090524 新型インフルエンザ対策に「のど飴効果」 195 090530 建設交通常任委員会副委員長に就任 
192 090517 発熱外来を設置 193 090517 「ウイルス」との戦いに勝ちましょう
190 090501 私自身も発熱相談センターへ 191 090506 感染の疑い事例発生は
188 090409 さくら満開の季節 189 090425 H21の綾部市域での土木、農林関係の事業
186 090310 府民公募型の公共事業 187 090321 インターネット生中継に登壇
184 090224 連日の予算審査です 185 090301 京都温め予算 
182 090128 京都府の「いわゆる裏金問題」は 183 090209 あなたが 人を 裁くとき
180 090101 あけましておめでとうございます 181 090110 さけサポーター募集中です
178 081220 京都府決算を継続審査 179 081230 変革・変動の一年でした
176 081204 12月府議会の補正予算 177 081214 まさか!私の家でサケが?
174 081127 本会議も改革 175 081129 元京都府議会議員会総会
172 081030 中丹広域振興局の「いわゆる裏金」問題 173 081112 裏金、新たに発覚
170 081018 KBS京都テレビに出演します 171 081030 天皇皇后両陛下を奉迎します
168 081005 八田川の増水橋開通 169 001011 消防団活動活性化プラン
166 080919 幼稚園教師の対応と園児に拍手!!! 167 080927 10月3日本会議一般質問に登壇
164 080905 体育祭・運動会の季節 165 080910 補正予算は100億3千8百万円
162 080821 「風の道」ウオーキング 163 080901 少し多忙な日々
161 080811 市街化調整区域内で新たに家を建てる 162 080813 8万人の訪問者
159 080801 二つの国の人が憎しみを持たずに 160 080807 京丹波わちインターチェンジ
157 080726 新たに家が建てられない? 158 080730 綾部市消防団は特別賞
155 080717 納涼大会にお越し下さい 156 080723 地域力再生プロジェクト第1次支援決定
153 080623 京都弁護士会との懇談会 154 080625 下垂体機能低下症が難病指定に
151 080511 食の安心・安全の確保について 152 080524 京都創生フォーラムが「交渉会派」に
149 080403 府議会議員当選から間もなく1年 150 080426 韓国から板門店に
147 080314 サケの放流にご参加ください 148 080322 その時、あなたは何ができるか
145 080219 こうのとりのゆりかご 146 080309 平成20年度当初予算
143 080112 サケのふ化に挑んでいます 144 080126 林田悠紀夫さんを偲ぶ会
141 071223 今年もサンタになって参加します 142 071231 今年もありがとうございました。
139 071127 綾部検定2007 140 071204 全国水源の里連絡協議会
137 071028 決算特別委員会 138 071122 タキシード
135 071009 京都府議会、初めての代表質問 136 071016 久々に荒巻前知事と
133 070915 保育器の中で懸命に生きる命 134 070922 本会議代表質問でテレビ生中継に出演
131 070824 政務調査費制度の見直し 132 070901 鮭の放流がピンチ
129 070810 京都縦貫自動車道の料金が半額に 130 070820 京都府子ども議会
127 070725 ジャーナリズム再興 128 070804 あやべ新時代をつくる会の納涼大会
125 070621 京都府議会6月定例会 126 070719 チェック機能
123 070515 事務所を開設しました 124 070606 臨時議会と1分本会議
121 070506 できるだけ多くの催しに参加しようと・・・ 122 070512 府議会世話人会
119 070425 府議会の議員説明会 120 070503 府議会で新会派「京都創生フォーラム」を結成
117 070320 今日までの佐々木幹夫の活動(2) 118 070415 京都府議会議員選挙
115 070307 謙虚に、そして、心は熱く 116 070313 今日までの佐々木幹夫の活動
113 070301 あやべ新時代をつくる会 会報1号 114 070304 おかしい!やっぱり、おかしい!
111 061216 ゼロからの再スタート 112 070101 命と心
109 060714 あやべ新時代をつくる-その政策 110 060731 綾部市役所を日本一の行政運営プロ集団に
107 060612 最近、更新が無いなぁ 108 060710 北朝鮮ミサイル発射に抗議する緊急決議
105 060422 検察審査員候補者にまたまた当選! 106 060511 今年8月の市議選に立候補
103 060325 あやべ塾は普通の市民感覚で 104 060407 山に人が入る
101 060313 代表質問が終わりました 102 060318 3月議会中間報告
099 060222 自動体外式除細動器(AED) 100 060308 日曜議会で代表質問をします
097 060130 綾部市議会に相次ぎ行政視察 098 060215 救急救命 その時、あなたは?!
095 050106 今年もよろしくお願いいたします 096 060107 市議会議員補欠選挙
093 051226 サンタパレード 094 051230 検察審査員候補者に
091 051210 市街化調整区域に新規住宅の建築を 092 051219 綾部市後期基本計画(案)を発表
089 051119 熱い心で議員活動を 090 051202 疎水百選「綾部井堰」に投票を
087 051102 菜の花の種まきにご参加下さい 088 051113 由良川白瀬橋上流でサケが産卵
085 051024 綾部市議会の議会改革 086 051028 ドッジボール大会
083 050923 大河の会始動 084 051010 4万人目の訪問者は誰?
081 050821 綾部市議会議員の定数を18人に 082 050915 全国初?自衛隊も参加
079 050716 綾部さくらホーム 080 050725 綾部市議会の議員定数
077 050625 綾部市議会本会議の質問者 078 050712 綾部市は地域再生法に申請しなかった
075 050515 あやべ塾がNPOに認証 076 050616 “濃い”1ヶ月でした
073 050418 高津町に老人保健施設 074 050422 大河の会結成総会
071 050327 全国菜の花サミット 072 050403 市政懇談会
069 050308 私たちの税金はどう使われるの? 070 050322 傍聴はゼロ
067

050227

まちづくりの最大の資源は『人』です

068 050304 日曜議会にお越しください
065 050215 乗って残そう市民バス 066 052019 あやべ塾がNPO申請
063 050204 合併を巡る「思い」は様々 064 050208 綾部から「型」を出せ
061 041230 今年の綾部市10大ニュース 062 050116 自治会単位に自主防災組織をつくろう
059 041128 菜の花同窓会 060 041217 北朝鮮に対し毅然たる態度を
057 041116 団体事業補助金を考えるつどい 058 041224 自主防災組織を作ろう
055 041027 災害見舞金支給要綱 056 041027 「塔のある街」ビデオ上映会
053 041008 議会は言論の府 054 041021 議員体験者を募集する提案
051 040911 9月議会本会議、質問順序 052 040924 公共工事の安心・安全の担保
049 040827 平成16年9月議会の日程 050 040910 議会改革特別委員会を設置
047 040822 住民の「議会離れ」か「議会任せ」か 048 040825 地域福祉に“意見あり!”
045 040809 私達には小さな希望もなかった 046 040817 美しい川には美しい人が住む
043 040717 団体補助金等検討委員会はどうなった 044 040725 24時間チャリティーソフトボール大会
041 040708 たかが一票、されど一票 042 040714 新しい歴史を創る側に立って
039 040627 団体事業補助金等検討委員会 040 040702 期日前投票・不在者投票
037 040519 私の周辺は激動 038 040621 新校名は、東綾・上林
035 040325 本会議が中断した理由 036 040401 京丹後市が誕生
033 040309 補助金、審議会の見直し 034 040320 民主党の菅直人代表
031 040304 民主党菅直人代表、綾部市へ 032 040305 民主党菅直人代表・3月議会
029 040226 3月議会が始まります 030 040302 鳥インフルエンザ対策
027 040204 京都交通の会社更生 028 040215 市民が決める市民の税金の使い方
025 040127 補助金は公募方式で 026 040201 補助金の公募方式を綾部市に提言
023 040117 補助金への質問 024 040120 行財政健全化・ 「福知山ネット」への抗議文
021 031230 続々・宇治小学校の事件 022 040112 本年もよろしくお願いいたします
019 031225 宇治小学校の包丁男侵入事件 020 031228 宇治小学校事件、では、綾部市では
017 031202 12月議会開会 018 031214 中筋幼児園は?自衛隊のイラク派遣は?
015 031011 マニフェストで政権選択 016 031120 京都でも、確実に“二大政党時代”の幕開け
013 030913 綾部市議会を傍聴に来てください 014 030929 9月議会の質疑
011 030903 手紙でむすぶ『家族ふれあい人賞』 012 030907 住民要望を退ける勇気
009 030824 絶望は愚か者の結論 010 030830 一周遅れのトップランナーと地球の寄生虫
007 030808 あやべ塾 ・ どうする綾部市民 008 030820 向こう傷を恐れないチャレンジ
005 030801 能天気 006 030806 月見町の大火
003 030724 中東に和平を! 004 030729 私は学校を卒業後、義務として兵役につきます
001 030708 なぜ振興局は舞鶴に置くのか 002 030711 大きな町に住んでいることで優越感を持つ?

メルマガ発行中 まあ読んでやるか・・・という方 から送信してください 
       綾部市議会議員 佐々木幹夫

主張表紙
 主 張 
地球の寄生虫 地球誕生以来、地球にとって一番やっかいで、たちの悪い寄生虫は人間なのでしょうね。
漁業組合の鑑札制度に異議あり お父さんが子供を連れて川に魚釣りに行くのにも鑑札を購入していないと違反なのです
自然の理にかなったゴミ処理方式 土に帰る生ゴミを燃やす?土に帰らないゴミを埋める?なんか変ですね
地域の「発展」とは都会化を目指すこと? 個性・特性・地の利を生かした町づくりを計画しよう
同級生は人生の宝 友達を大切にして下さい。特に同級生は人生の宝です
地方分権が始まった 市民は要求する側、行政は実行する側という意識を変え、行政と市民は役割分担を
市町村合併 合併の枠組みや組み合わせまでも、国や政党に指図されたり督促されたりするものではない
市町村合併の課題と組合せ この報告書の間違いは、自治省の意向に添って「組み合わせパターンの思案」を出したことにあります。
議員定数を考える時 議員一人当たり13億6千万円の審査をする重み
心が貧しくなった日本人 私もあなたも「心が貧しい」と言われているのです
行政審議会委員を辞退 お互いの職責に自信を持って政策を論じ合うことが、強い自治体を作る。
私学助成の充実を 学ぼうとする心は公立も私立も共通。保護者負担の公平化を。
綾部市の顔はどこ? 駅は、鉄道を利用する乗降客だけのものではなく、出逢いと交流・くつろぎの公園
学校評議員制度の導入 地域の特長を生かした学校運営に、地域の方が参加する住民参加
郷土資料館の設置を 生きた文化財であり、血の通った遺産,民俗民具古文書を保管展示
国の減税や景気対策に問題あり 政党の駆け引きや選挙対策で地方自治体を振り回すな
消費税を取らない予算案を提案? 自治体の消費税とスーパーの消費税還元セールとは違う
丹後地方からの発信 開発では一周遅れが幸いして自然環境ではトップランナー

NO

発行日

表 題

042 040714 新しい歴史を創る側に立って

参議院議員選挙が終わりました。

私の支援した民主党の福山哲郎候補は圧勝でした。
48万票を超えて京都府の衆議院選挙区1区から6区まで総てで最高得票を得ました。

マスコミは民主党の躍進、京都は二大政党時代に入ったと報じています。
しかし、今回選挙の勝因は、民主党への期待や若さもありましたが、それよりも福山哲郎本人の日常活動や政治姿勢、政策が高く評価された結果であると思います。

日本は今、政党政治の方式で国会を運営していますが、自民だ民主だと言って党の勢力拡大をするだけで良い政治が実行できると限りません。大切なことは政治家の政治姿勢と政策です。

市町村の地方議会も、自民だ民主だとか、与党だ野党だと、国会の“まね”をしているようでは地方自治は前進しません。地方自治体議員には地方議会がなすべき政治姿勢と政策が必要です。

私は今後も新しい歴史を創る側に立って活動を続けたいと思います。

今回の選挙にかかわって、多くの皆さんからメールをいただきましたが、制限もあり返信が出来ない方もありました。ごめんなさい。そして、ありがとうございました。

*******************

綾部で棋聖戦第2戦

明日15日囲碁のビッグタイトル「棋聖戦」の第2局が綾部市で行われます。
対局場となるのは綾部市並松町の料理旅館「現長」です。

現長の若女将、一瀬有樹子さん。
大変でしょうが、いつものさわやかさで対局者を迎えてください。
041 040708 たかが一票、されど一票

投票に行こう
      「たかが一票、されど一票」

参議院議員選挙の投票日が近づきました。

しかし、どの新聞を見ても投票率は下がるだろうと予想されています。
しらけ、あきらめ、政治不信等をその要因に挙げていますが、私は、だから投票率がさがっても仕方がないとは思いません。

昔は、「たかが一票」・・・そんなあきらめもありました。しかし、今は、私達の「されど一票」が政治を変えていく新たな扉が見えてきました。

それは二大政党化の流れがその可能性を高めたと思います。

「投票に行っても政治は変わらない。だから投票に行かない。」 そういったぼやきをこれまで幾度も聞きました。また、投票しないことが、ひとつの意思表示だと言う人もありました。

しかし、良かれ悪しかれ現状の選挙制度がある以上、無投票は決して力にはなりません。「棄権」は、「白紙委任状」と同じです。

白紙委任を言い換えれば、「私たちの税金の使い方に文句は言いません。景気が悪くなっても、いっこうかまいませ〜ん。年金はあきらめます。日本が住みにくい国になってもいいで〜す。」と受け止められても仕方がないのです。

投票に行って自己主張をしましょう。「たかが一票」の時代から「国民の1票がないと政治は動かない、されど一票」の時代が来ています。

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選挙の投票率が年々低くなっているのは日々報道される国会議員の不祥事や、党利党略に明け暮れる政党の姿ばっかりが原因ではないと思います。
族議員が横行する利権政治や官僚主導の国家運営、ちゃらんぽらんな国会議員の存在もあります。これは確かにあかん。

しかし、日ごろ住民の皆さんに接する機会が一番多い、市会・町会・府会の議員も、もっと政治を語り、政策を論じ合う機会を持たなければならないと思います。

私は、そんな思いで多くの人と語り合い、あやべ塾でも大いに論じています。
040 040702 期日前投票・不在者投票

参議院議員選挙も折り返し点となりました。

私は政策とこころざしを同じくする○○○○候補を応援し、日夜運動を行っていますが、友人高瀬 千津子さんから期日前投票・不在者投票のメールが届きました。ナイスタイミングですので皆さんにお知らせします。高瀬さん、勝手に転送しますがお許しください。

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        ●◎● 期日前投票・不在者投票について ●◎●


               不在者投票制度が変わりました


  公職選挙法の一部が改正され、新たに「期日前投票制度」が創設されました。
  期日前投票制度は従来の不在者投票のように、投票用紙を封筒に入れて、それに署名するといった手続きが不要となり、投票しやすくなります。

 投票日に、次のような要件に該当すると見込まれる人は、あらかじめ投票日前に期日前投票をすることが認められています。


                 ●○● 期日前投票 ●○●

  ・期日前投票の対象となる投票
 
    従来の不在者投票のうち名簿登録地の市区町村で行う投票です。

  ・期日前投票のできる事由とは

  1. 投票日当日、選挙人の属する投票区の区域の内外を問わず職務に従事中であるとき(例えば自営業の方の場合など。)

  2. 何らかの用事のため、選挙人の属する投票区の区域外に旅行中又は滞在中であるとき(例えばレジャーや買い物で投票区の区域外にいる場 合など。)

 3. 投票日当日、出産、手術等により歩行が困難で投票日に投票所へ行けないときなどがあります。

  ・期日前投票のできる期間

   選挙期日の公示(告示)日の翌日から投票日前日まで、

●土曜日、日曜日、祝日にかかわらず
  毎日、午前8時30分〜午後8時まで●

  ・期日前投票の方法
 
    自身が登録されている選挙人名簿のある市区町村の選挙管理委員会で行う 場合は、その市・区役所、町村役場などへ、入場券(届いていないときは いりません)を持参すれば、その場で期日前投票ができます。(印鑑は不要です。) 宣誓書を書く以外は、選挙期日の投票所における投票の手続きと同じです。


                ●○● 不在者投票 ●○●

  選挙期日前に行う以下の投票は、従来どおりの不在者投票となります。

  @選挙期日(投票日)当日までに満20歳を迎えるが、投票を行おうとする日現在、まだ20歳に到達しない場合

  A仕事先・旅行先などの名簿登録地以外の市区町村で行う投票

   ※ 旅行先や滞在先で不在者投票する場合、投票日までにその選挙人が属する投票区等の投票管理者にその不在者投票が到達しないと無効になりますから、不在者投票はお早めに!!

  B病院、老人ホーム等の施設で行う投票

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       また、ご不明な点等がございましたら、綾部市選挙管理委員会まで
        お問い合わせ ください。


        綾部市選挙管理委員会  senkyokanriinkai@city.ayabe.kyoto.jp
039 040627 団体事業補助金等検討委員会

団体事業補助金等検討委員会

 あやべ塾で提言した団体補助金の委員会が設置され、その第1回目の委員会が開催されました。名称は「綾部市団体事業補助金等検討委員会」。委員会構成は、知識経験者・団体関係者・公募による市民・その他市長が必要と認める者18名。これを3っの部会に分けて87件の審査をするという形です。

 委員会の日程は7月から8月にかけて部会で審議をし、8月中旬に全体会、9月中旬には公開討論会、そして10月には提言を行い、これを受けて行政が予算化をする予定です。

  しかし、この委員会で市側が示した評価方法について疑問があります。
それは、総合判定の区分が「A継続」「B期間限定」「C抑制」「D廃止」「E支給科目見直」「F整理統合」となっており、補助金を「増額」する判定項目がないこと。  

 行政の説明資料では「事務局が作成したまったくの原案」とされていますので今後の委員会で修正もあろうと思いますが、市民活動の補助金を“もっぱら減らす”目的で委員会を設置したと勘違いをされている方がおられるとすれば認識を変えていただきたいものです。

*** この委員会の審査要綱をご希望の方がありましたら私にメールを下さい。***
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  6月議会本会議の質問順序が決まりました。
そこで、例によって“はずれ”を恐れずに質問日の予測をお知らせします。

  開会時間は3日間とも10時00分です。

 ◆ 6月29日(火)
午前・森永 功、白波瀬 均。
午後・山口昭雄、塩見麻理子、足立美代子、田中正行。

 ◆ 6月30日(水)
午前・平野正明、大島幸雄。
午後・森 義美、吉崎 久、佐々木幹夫。

 ◆ 7月1日(木)
午前・渡辺洋子、搗頭久美子。
午後・堀口達也、川北淳、梅原 晃。

  なお、予算総括質疑は、7月2日10時からです。(これが一番面白い)   皆さんの傍聴をお待ちしています。

038 040621 新校名は、東綾・上林

まずは6月議会の日程をお知らせします。

-------日程-------

6月23日 本会議議案上程
      今回は「印鑑登録時の本人確認の厳格化のための条例改正」など18件です。

6月29日、30日、7月1日の3日間が本会議一般質問
      登壇順序は、6月25日に決まりますので、その時に“予想”をお知らせします。
7月2日 予算総括質疑
      なんでもありの総括質疑ですから面白いですよ。
7月5日 総務委員会
7月6日 産業・建設、文教厚生委員会

7月7日から8日  予算審査特別委員会
     井倉町商工繁栄会の街路灯設置に516万6千円を補助、2830万円をかけて中上林上学校の外壁や床を
     改修する予算などが中心です。
7月12日 本会議採決

総てが公開です。傍聴をお待ちしています。

>>>>> 東部統合小学校名の決定について <<<<<

これは新聞で報道されたのですが問い合わせが相次ぎましたので改めてお知らせします。

・ 綾部市東部地域の市立4小学校を統廃合して平成17年度に新設する2小学校の校名を「東綾小学校」「上林小学校」とすることを決定しました。

・ 本年度末で山家小学校と口上林小学校を閉校し、来年4月に「東綾小学校」を開校、中上林、奥上林両小学校は「上林小学校」として新たなスタートを切ります。校舎はそれぞれ現山家小学校、中上林小学校を使う計画です。

・ 新しい校名は各地元住民・児童を対象に4月中旬から募集し、5月26目の締め切りまでに山家・口上林の統合校は、179点(名称79種)、中上林・奥上林の統合校は、135点(同60種)が寄せられました。
   応募状況は
>山家・口上林小学校の校名案では東綾小学校(70)、山口小学校(10) 綾東小学校(6)、綾部東綾小学校(3)など、
>中上林・奥上林小学校の校名案では上林小学校(56)、奥中小学校(19)中奥上林小学校(4)中奥小学校!(3)などでした。

 ・新校名の選考は3日、東部地域学校問題検討委員会(会長、川北淳・中上林地区自治会連合会長)の正副会長4人と当該4小学校長、上原渥美教育長らで行い、それぞれ最も応募の多かった「東綾小学校」「上林小学校」が適当であるとなりました。

037 040519 私の周辺は激動
 
 久しぶりのメルマガ発行です。
 4月年度始めの多忙の時を過ぎ、4月24日早朝には父の緊急入院などと続き、書き込みが出来ませんでしたが私の周辺は激動でした。

 4月30日には父が逝去し5月2日告別式。5月9日からは京丹後市の市長・市議会議員選挙で16日には投票日で帰宅は深夜3時。
この間、民主党は菅直人代表が年金未納で代表を辞任。後任と期待された小沢代表代行も就任辞退で昨日には岡田代表が選出されました。

  父の通夜、告別式に参列をいただいた皆さんはじめ、お世話になった方々に御礼を申し上げます。ありがとうございました。

京丹後市は新市長、新議員のまちづくりの新しいスタッフが選出されました。市長は執行体制の構築、議会は会派構成から議会人事など新体制づくりが始まりますが、道は平坦ではありません。まちづくりは市役所だけが行うのではありません。市民との協働で京丹後市の新しい歴史を築いていただきたいと思います。

   民主党の菅代表そして小沢代表代行のことは大変残念でした。しかし、岡田氏を代表にした民主党の政権奪取新ストーリーはすでに始まっています。京都では福山哲郎参議院議員の再選に向けて頑張りたいと思います。

036 040401 京丹後市が誕生

  京丹後市が、きょう誕生しました。

  峰山、大宮、網野、弥栄、丹後、久美浜の6町で対等合併した新市の人口は、64,268人で京都府内では9番目、面積は約500平方キロメートルで京都市に次いで2番目です。

  この6町は、2002年4月に法定合併協議会を設立し、2003年8月に合併協定書に調印し、同年9月に各町議会、10月に京都府議会で合併を議決しました。

  本庁機能は、峰山、大宮、網野の現町役場を利用する「分庁方式」を採用し、旧6町の役場に窓口業務を行う市民局を新設します。これに伴う市長選挙と定数30人とした市議会議員選挙は5月9日告示、5月16日投票の同日選挙が実施されます。

 当初、丹後・与謝地方の合併の検討は、宮津市を含んだ1市10町でスタートしました。しかし、理由の真相は分かりませんが途中から6町と1市4町に分かれて法定合併協議会が設置され今日に至りました。

  この合併の動きの中で高く評価すべきは、2000年に田茂井勇人合併推進室長(当時)を中心に『広域市町村合併』を提言した峰山青年会議所の動きです。2004年の峰山JCのスローガンは「永続する丹後(まち)を次代へ」だそうですが、まさに次代を創る青年会議所の本領発揮でした。

035 040325 本会議が中断した理由

あやべ市民新聞に「議案に直接関係ない発言で本会議が中断」と報道されましたのでその内容をお知らせします。

3月22日に平成16年度綾部市一般会計予算を中心にした3月議会が終了しました。
その本会議で私は久しぶりにしっかりと原稿を書き、その原稿をとうとうと読み、予算委員長報告をしたのですが、その後がいけません。

予算案に対する採決の前に賛成・反対の討論があり、反対討論に立った共産党の搗頭久美子議員が、反対討論の冒頭に「イラク戦争がどうのこうの」と長々としゃべり始めました。この発言は、綾部市議会会議規則にある「議題外の発言」なのです。

少し解説を加えますと、議会では議員が好き勝手に発言したり、発言内容があっちこっちに飛ばない様に議長が「〜〜を議題とします」と決めて議員に発言を許します。つまり、この場面は「予算案に賛成か反対か、その理由を述べる」場面ですので、「イラク戦争」は綾部市の予算に関係のない「議題外」なのです。

そこで私は議長に「発言の取り消し等の処理」を求めました。
そのために議長は「議会運営委員会で協議をする」として、本会議を1時間あまり中断したと言う訳です。
結末は、議長から搗頭久美子議員に「注意」をして本会議が再開されました。

市民の皆さんからすれば“なんだか形式的だな〜”と思われるかもしれませんが、議会は開いたが何を審議して、何が決まったのかが判らないようなことは許されませんので、市長から提案された議題のひとつひとつに集中して「賛否」を決するために、「質問」「質疑」「討論」「採決」などと区切りを付けているのです。

034 040320 民主党の菅直人代表が舞鶴へ

3月議会最終本会議   平成16年度3月議会は3月22日の本会議ですべての議案の採決を行い閉会します。

3月議会は平成16年度の事業をスタートさせる当初予算を審議しますので、私はこの議会で、代表質問のほかにも予算審査特別委員長を務め、少し忙しい議会でした。
22日の最終本会議は、常任委員会や予算審査特別委員会の審議結果の報告や採決が行われます。
開始時間は10時です。最後の本会議にも傍聴に来て下さい。  

民主党代表菅直人 舞鶴へ

  鳥インフルエンザで綾部の養鶏業者を激励に訪れた民主党の菅直人代表が、今度は北の守りを務める舞鶴の自衛隊の視察に訪れます。
これを機会に、舞鶴で「どうする日本!」と題して、政策フォーラムが開催されます。

菅代表の基調講演とパネルディスカッションが行われ、菅代表のほかに、福山哲郎、前原誠司、松井孝治の各国会議員、中島則明舞鶴選出府議会議員、小林哲也が登場します。  

◆ 日時 3月26日(金)18:30〜20:30
◆ 会場 舞鶴市商工観光センター5階大ホール(東舞鶴)
◆ 入場 無料  

今、時代をリードする若き政治家達の議論は必聴です。

033 040309 補助金、審議会の見直し。婦人会の活性化を求めて

綾部市議会は今日で本会議一般質問が終わりました。
3月議会は初日を日曜日に開催し代表質問を行っています。私も新政会を代表して登壇しましたのでその主旨をお知らせします。
  1、小さな役所・強い綾部市づくり
当面は合併しない、とした綾部市の運営は行財政健全化だけでは限界がある。やはりなすべきは構造改革。その具体策は、市役所でないと出来ない業務、NPO・民間団体に委託する業務、市民参加で行う業務、に分ける市役所業務の分業です。これを実行しよう。と提案しました。  
 2、補助金の見直し
あやべ塾の提言に応えて、市民参加で「団体補助金等検討委員会」を設置して、補助基準や交付基準を検討して、ゼロベースで公募により補助金の支給を行う方法になりました。綾部市民の皆さん、この「〜〜検討委員会」委員に応募してください。
  3、審議会の改革
現在の各種審議会は「ご意見拝聴型」の非生産的な会議であると意見を述べ、法によって設置義務のある審議会を除き「全廃」し、新たに市民の知恵を寄せ合う「仮称・まちづくり市民会議」を設置してはどうか、と提案しました。市長答弁では「現在の審議会を見直す」とまでは進みましたが、あとは「課題」とする、とのことでした。この審議会のことは、3月24日に開催されるあやべ塾のテーマとして討論します。
  4、婦人会活動の充実を求めては、今日の婦人会組織の低迷に関して、婦人会自体にも課題はあるだろうが、婦人会を社会教育関係団体と位置づけている教育委員会の助言・支援に疑問を呈しました。

  詳細は、私のホームページ「論跡」に掲載しています。
またこの質疑の模様は、3月13日(土)と3月21日(日)いづれも午後1時55分から「FMいかる」でオンエアーされます。
032 040305 民主党菅直人代表・3月議会

民主党菅直人代表の綾部訪問は、福山哲郎参議、前原誠司衆議をはじめ、国会議員、府会議員、なども同行。そして綾部市長も合流され有意義に終わりました。

峰地幹郎さんも「生産者、特にこだわりの鶏卵を生産している者の思いは伝えることが出来た」。菅直人代表も「いい人にいい話を聞かせていただいた。ここに来て良かった」と感想を述べておられました。

上林の寒い天候の中でしたが、私も現地の議員として案内しながら菅代表と多くのことを語り合うことが出来ました。

最後になって、峰地さんと菅代表は同年齢ということが判り、すっかり意気投合されていました。

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3月議会本会議の質問順序が決まりました。
そこで、例によって“はずれ”を恐れずに質問日の予測をお知らせします。

開会時間は3日間とも9時30分です。

◎ 3月7日(日)初日は日曜議会で代表質問のみです。

午前・木下、堀口。午後・佐々木、川北

◆今回の私の質問内容は以下の通りです。
1、小さな役所・強い綾部市づくりをめざす市長の所信
2、市民参画行政の前進・団体補助金等検討委員会
3、市民の知恵を生かす審議会の改革
4、キラリふるさと発信事業と青年活動の活性化
5、婦人会活動の充実

◎ 3月8日(月)--------------

午前・川端、渡辺、森。午後・高野、森永、吉崎、白猪

◎ 3月9日(火)--------------

午前・搗頭、梅原、大島。午後・山口、平野、塩見、田中。

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なお、予算総括質疑は、3月10日10時からです。(これが一番面白い)

皆さんの傍聴をお待ちしています。
031 040304 民主党菅直人代表、綾部市へ

民主党菅直人代表を迎え入れる段取りを終えて先ほど帰宅。  

高病原性鳥インフルエンザ対策の意見書を3月2日の本会議で可決してひと段落でしたが、その鳥インフルエンザで被害を受けている生産者の声が聞きたいと、民主党の菅直人代表が、急遽、綾部市に入ることになりました。  

行程は3月4日9時20分綾部市八津合町にある「峰地幹郎」さんの鶏舎へ。  

訪問時間は30分位ですが、宣伝材料にはしないという約束でマスコミも最小限にして訪問し、菅直人代表や福山哲郎参議院議員らが実情を聞きます。  

生産者の峰地幹郎さんには短時間ですが、生産者の苦悩を十分に語ってほしいと思います。

030 040302 鳥インフルエンザ対策

今日から綾部市議会3月議会です。
今日の内容は、平成16年度当初予算を中心にした議案上程と市長から提案理由の説明があります。
それに加えて、急遽、鳥インフルエンザ対策を求める意見書を提出してはどうかと、私から提案し、これを議決して国に送付することになりましたのでその内容をお知らせします。           高病原性鳥インフルエンザ対策を求める意見書(案)    京都府丹波町において、高病原性鳥インフルエンザの発生が確認され、関係農家はもとより国民に大きな衝撃を与え不安が広がっている。
 半径30キロメートル以内の区域に位置する綾部市においては、移動制限が発せられると同時に対策本部を設置し、立入調査など関係機関との連携のもとに防疫対策の措置を講じているところである。
 しかしながら、現時点において周辺への感染の危険性はなお解消されず、関係農家の経営及び国民の食に対する不安が更に増大することが懸念される。
 国においては、山口県において発生が確認された高病原性鳥インフルエンザについて、まん延防止の緊急対策として支援策を講じられたところであるが、こうした家畜伝染病については、家畜伝染病予防法に基づく国家防疫の観点から、国の責任による法改正を含む抜本的かつ恒久的な対策が求められるところである。
 よって、国におかれては、関係農家の経営の安定を図るとともに、国民の健康や消費生活への不安を払拭するため、次の事項について特段の措置を講じられるよう強く要望する。

                                     記

1、防疫対策の強化及び新たな発生の未然防止のため、感染ルートの早期解明及びウイル ス確認検査等の迅速化並びに調査体制の確立を図ること。
2、家畜伝染病予防法に基づく移動制限に伴う経営上の損失及び流通・販売に係る損害を 国の責任において全面的に補填する支援制度を早急に確立すること。
3、風評被害防止のため、国民並びに関連事業者等に対する啓発の強化を行うなど所要の 対策を講じること。
4、市町村の高病原性鳥インフルエンザ対策に要する経費について財源措置を講じること。
5、食の安全に対する事業主の倫理観を高める指導を強化すること。    

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

   平成16年3月2日   衆議院議長  河野洋平殿
参議院議長  倉田寛之殿
内閣総理大臣 小泉純一郎殿
総務大臣  麻生太郎殿
財務大臣  谷垣禎一殿
厚生労働大臣  坂口 力殿
農林水産大臣  亀井善之殿

京都府綾部市議会

029 040226 3月議会が始まります

最近、私にとってインパクトのある2人の講演を聞きました。

◎一人は、鶴翁塾で元出雲市長・衆議院議員、岩国哲人さん。

  出雲市長に就任されてから著書や雑誌で多くのこと学び、眼からうろこポロリを何度も感じました。

◎もう一人は、商工会議所青年部の講演会で元吉本興業常務、木村正雄さん。

  京都府下校長会の研修会で、「皆さんから見れば落ちこぼれの子ども達を育てて世界中に“あほ”をばらまいたる」と切り出された講演以来のファンでした。

◆◆◆ 3月議会が始まります。

日程は

3月2日 本会議議案上程
  今回は16年度当初予算が中心議題です。
    概要は明日の新聞で発表します。
 
3月7日 本会議日曜議会代表質問
 質問順序は、午前、民政会と創政会、午後、共産党と新政会
 私は最後の新政会から代表質問しますが午後の最後は朝の
  半分くらいに傍聴が減ってしまいます。少し残念。

3月8日と9日 本会議一般質問
(一般質問の発言順序“予想”は決まり次第お知らせします)

 注>3月7、8、9日の本会議は開会時間が9時30分からに変更です。

3月10日 予算総括質疑
 なんでもありの総括質疑ですから面白いですよ。
 うわさによると私が予算委員長になるようです。

3月11日 総務委員会
3月12日 産業・建設、文教厚生委員会
3月15日から18日  予算審査特別委員会
 平成16年度の予算と平成15年度補正予算を審議します。
 うわさの通りだと私が委員長ですので傍聴に来てください。

3月22日 本会議採決

 平成16年度予算などの採決を行います。

総てが公開です。傍聴をお待ちしています。
028 040215 市民が決める市民の税金の使い方

☆☆☆ あやべ塾が補助金等の適正化について提言 ☆☆☆

 いろんな経緯と論議を経て今回はどことも合併をしないことにした綾部市は今、多くの改革をしようとしています。

 市役所では行財政の見直し・健全化を進め、私も市役所業務の分業化を提唱しています。分業化によって市民参加を促進し市役所の専門性を高めて、荒波も乗り越える小さな市役所で強い綾部市を作りたいと思っています。

 今回は市民参加のひとつ、市民が決める市民の税金の使い方として、市民活動を応援する「補助金」についてお知らせします。

 あやべ塾では平成16年1月及び2月の公開例会で「補助金」について多くの市民の皆さんと論議を行い、これをもとに特に団体補助金の適正化を中心に綾部市に提言をしました。

 補助金等の適正化とは、市民活動に資する効果的な補助金のあり方を模索するのであって、専ら減額を目的にするものではありません。

 綾部市が補助金を出す市民団体や事業実行委員会はまちづくりのパートナーであり市民参加の新たな可能性を持っています。

 元気で多彩な市民活動を支える補助金を新たな形で検討しようとする試みとしてこの提言を受け止め実行に移されることを要請しました。

その「補助金等の適正化について」の提言は次の通りです。
ただ、この提言書本文だけでは真意が伝わりませんので、2回の例会リポートも添付しました。
その内容(http://www3.ocn.ne.jp/~mikio/ayabejk.htm)の1月と2月の例会リポート
も是非ご覧下さい。

◆◆◆◆◆◆ 提 言 ◆◆◆◆◆◆

1、補助金等の見直しについて、市民参加による「審議会」を設置する。

   この審議会は「市民委員会」の様な新たな形で設置する検討も必要ですがここでは「審議会」とします。

2、その「審議会」に、綾部市から「補助金等の適正化について」の諮問を行う。

  綾部市は事前に負担金、補助金、交付金等の区分けを精査し、諮問を行う補助金の種別を定める必要があります。

3、「審議会」においては、「補助事業の選択基準」や「補助金の交付基準」などを検討する。

  補助事業の選択基準とは、どんな事業や団体に補助金を出したら良いかという公益性、機会均等、適切性など。また補助金の交付基準とは、統一された交付基準を設けることで、公平性、補助効果、行政と市民の協働、透明性、交付期間、適法性などの基準を定めるようとするものです。

4、「審議会」で決定した「補助事業の選択基準」や「補助金の交付基準」を市民に明示し、ゼロベースで補助金交付の公募を行う。

   公平性や機会均等を図るために広報などを活用し広く市民に周知することが大切です。

5、事業体や団体はこれを受けて団体内で協議を行い、補助金を必要とする場合は事業計画や予算書を付けて「審議会」に応募する。勿論、新規団体の応募も受け付ける。

  まちづくりの担い手の支援に加え、育成という観点から新たな団体にも公平に門戸が開かれなければなりません。また、公募に伴う相談窓口の設置も必要と考えま
す。

6、「審議会」は受け付けた内容について、団体や行政等の意見を聞くなどして精査し、その結果を行政に答申する。

  結果として補助金の増減や新規補助団体や事業が増えることも想定されます。

7、行政はその答申を「重きに置き」予算に反映する。

  答申内容に基づきながらも、行政の責任として予算編成に反映していただきたい。

8、補助金を受ける交付団体は補助金効果の自己診断を行い「審議会」に提出する。同時に事業実施に際しては、行政及び議会の所轄においても、補助金効果の審査を行いその結果を「審議会」に報告し、次年度の事業実施と補助金交付の参考とする。

  補助金の使われ方や、活動状況などの良い点や改善が必要な点等を明確にして、団体と行政が互いに認識し合うためのものです。

                                                                   ◆◆◆ 以 上 ◆◆◆

 2回にわたる討論で、多くの人の知恵をよせあうことの重要性を再確認したあやべ塾の公開例会でした。

027 040204 京都交通株式会社の会社更生手続開始決定

 1月31日付で京都交通株式会社の会社更生手続開始決定の連絡がありました。この決定により、国や京都府、そして関係市町の連携において住民の公共交通機関や従業員雇用の確保について対策が講じられることになります。  

 今後の流れは今回の「会社更生手続開始決定」から一年以内に、会社の経営権や財産の管理処分権を移行する「管財人」が選任され、関係人集会などを経て「更生計画案」が提出されます。   その後、関係人集会で更生計画案の審議、議決などを経て「更生計画」が認可されれば、更生手続きは「終結」し、従来の会社経営に戻ることが出来ます。
 
 このことについて山田京都府知事からもコメントがでていますのでお知らせします。
 ---------------

知事コメント

 全社「再建」の建となる「更生手続開始決定」が、申立(l/16(金〉)から2週間という短期間に行われたことは、「公共交通機絹Jの重要性が理解され、再建に向けて一歩踏み出したものと考えている.
 今後、これを足がかりに、国や関係市町、管財人とも連携を一層密にして、地域の生活の足や雇用の確保等に力を尽くしていく考えであり、多くの皆様の御協力をお願いしたい。
 
平成16年1月31日
京都府知事 山 田 啓 二

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この件の問い合わせ先は、京都府企画環境郡交通対策課整備係(075−414−4369 田中、山口)です。   なお、この情報は京都府議会議員の中島則明氏から寄せられました。

026 040201 補助金の公募方式を綾部市に提言

◆ 綾部市の財政状況は大変厳しく、現在も行財政健全化を進めていますが、その努力をしても平成21年には財政再建団体に転落すると予測されています。

   この厳しい財政状況は綾部市だけではなく、国もそして全国の多くの自治体が経済不況の影響により同様の危機に面しています。

   この危機を克服するために、国や市町村の構造改革や地方分権なども進められています。

   そんな中で、国や府と綾部市の関係が見直されてくるのと同様に、市と市民の関係も改めて考え直す必要があります。    まちづくりは市役所だけがするのではありません。

私達が、私達のまちをつくるために、私達には何が出来るかを考え実行する、市民参加のまちづくりを推し進めなければならないと思います。

  ◆ 今回、あやべ塾で論議の対象とした補助金は、綾部市が「16年度中に再度検討を加えてから17年度予算に反映させようとする方針」とされた“おかげ”で、実行委員会などの事業体や市民団体には“税金の使い方を考えるチャンス”が得られたとも言えます。
ひとつの市民参加です。

  ◆ そこで、あやべ塾の2月公開例会では、1月の論議をもとに次のような「たたき台」をもとに意見を交換して、その結果を補助金について綾部市に提言することになりました。
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1、補助金等の見直しに当たっては「審議会」を設置してはどうか。
2、その「審議会」に、綾部市から「補助金等の適正化について」の諮問を行う。
3、「審議会」においては、公益性、機会均等、適切性、などについて協議をし、どんな事業や団体に補助金を出したら良いかという「補助事業の選択基準」を検討する。また、公平性、補助効果、行政と市民の協働、透明性、交付期間、適法性、などの「補助金の交付基準」なども検討する。
4、「審議会」で決定した「補助事業の選択基準」や「補助金の交付基準」を市民に明示し、ゼロベースで補助金交付の公募を行う。
5、事業体や団体はこれを受けて団体内で協議を行い、補助金を必要とする場合は事業計画や予算書を付けて「審議会」に応募する。勿論、新規団体の応募も出来る。
6、「審議会」は受け付けた内容について、団体や行政等の意見を聞くなどして精査し、その結果を行政に答申する。
7、行政はその答申を「重きに置き」予算に反映する。

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◆例会では前回に引き続き、補助金に関するフりー討論も行います。公開例会ですので皆さんのご参加をお待ちしています。
  ☆出席できないけど意見があるという方は、このメールでご意見をお寄せください。
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日時 2月9日(月)19:30〜21:30
会場 綾部市 I ・ T ビル
会費 会場の割り勘として当日受付で300円をいただきます。
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025 040127 補助金は公募方式で

あやべ塾1月例会は雪降り厳寒の日になりましたが、要職についておられる方々も出席いただき「補助金」をテーマに論議が行われました。

当面は合併しないことを決めた綾部市は行財政健全化の取組を行っていますが、補助金の見直しもその一環です。しかしこれは、合併してもしなくても強い綾部市、小さな市役所づくりの為に必要なことです。

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開会にあたり基本認識の共有の為に補助金の説明を行った後、フりー討論を行いましたので、その中で特徴的な内容を紹介します。

◆ 補助金の活用と報告では

・補助金は規則や要綱によって支給されているので、補助を受ける団体には収支計算書を付けた報告が義務付けられているが、事務局を市役所においている団体は、役員でもどんな手続きや報告をしているかわからない場合もあるのではないか。
・ 確かに補助金を出した事業や団体で、その補助金がどのように活用されたかの検証は不十分ではないだろうか。

◆ 補助を受ける側の意見も聞きたい

・ 夢市場は設立から府と市から5年間の補助金をもらって6年目からは補助金なしで活動している。期限付きの補助金で成功した良い例だろう。
・ 今は補助金をもらっていない。しかし、本来補助金に値する活動をしている団体でも、どんなことに補助金が出るのかわからないこともある。
・ どうしたら補助金がもらえるのかと考えていること事態、補助金行政の弊害にはまりこんでいるのではないだろうか。
・ うちの団体はこんな事業、こんな公益的な活動をしようとしているから補助金をほしいと、持ち上げていくのが本来の姿だろう。

◆ 大きな団体と小さな団体

・ 燃えている団体は自主的・自立的活動をしているが、自立できる団体のサイズもある。
・小さな団体は自分達の好きなことを出来る利点がある。しかし、大きな団体は市や地域の役割を果たすために魅力ある自由な活動が出来ない面もある。
・ 補助金があるが為に体力が落ちている団体があるのではないかという話が過去にあった。実際にそんな団体がもあるのではないか。

◆ 補助金を出す立場になって考えると

・ 先進的な他市では見直しが進んでいるところもある。その内容は、◎事務局を市役所に置いている団体は人件費を差し引く。◎繰越金が補助金より多い場合はその分をカットすべき。◎会費を取っていない団体は補助金は必要ないというところもある。

◆ では、これからの補助金のあり方は

・ 連合自治会総会後の懇親会も取りやめた経緯がある。このような団体自身の自己見直しが必要だ。
・補助金はなすくべきと考えている。財政が裕福な時なら良いが現在は自ら身を切っていこうという時なので、綾部市全体で必要な事業なのかを精査して補助金を出すべきだと思う。

◆ 補助金見直しの具体策は

・ 行政も今まで出し続けていた立場から2割減額をした上に、今度は個々の補助金を減額をしたり、廃止したりすることは困難な作業になるだろう。
・ ゼロベースから考えることが必要だ。その考え方で見直しをするとすれば、現在の補助金を総て白紙に戻して、新たに「公募方式」にして、団体や事業体から、こういう理由で、いくらいるという申請を受ける方法にすれば良い。
・ 市から諮問を受ける民間の審議会・第3者機関をつくり、各事業体や団体から出される申請を、この審議会で「公募方式」で受け付けて審査をし、答申を出す方法が良いのではないか。

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◆ 綾部市への提言を検討中

 あやべ塾ではこの例会の討論内容に基づいて、補助金等の見直しについては「審議会」を設置し、補助事業の選択基準や補助金の交付基準などを明示し、ゼロベースで補助金交付の「公募」を行うべきことを綾部市に提言することを検討中です。

 詳細の内容が必要な方は、あやべ塾事務局<ayabejk@cello.ocn.ne.jp>までご連絡ください。

024 040120 行財政健全化・ 「福知山ネット」への抗議文

 今日20日、市議会の全員協議会がありました。この全員協議会というのは綾部市議会議員が議会が開催されない期間でも月1回は集まって行政からの報告を受けたり、議員同志で意見交換をするために開催しています。  

 今日の議題は、(1)平成15年度行財政健全化(2)「福知山ネット」の掲示板における掲載内容に対する抗議について、の2点でした。  

◆1点目の「平成15年度行財政健全化について」は、市町村合併論議の時に資料とした平成14年11月時点の財政シミュレーションから、平成15年4月時点の第3次健全化実施後と平成15年12月時点の財政シミュレーションの推移を示したもので説明を受けました。

  特に平成16年度当初予算から見直しをしようとする「単独施策の見直し事項」は補助費、扶助費的なものから人件費やその他単独施策の詳細にわたって見直しを行い、1億7268万円の削減効果を見込んでいます。その結果、平成21年まで赤字を延伸することが出来る見通しも報告されました。

  また、21日のあやべ塾でテーマとしている「団体補助金」は、平成16年度に入ってから各団体と協議を行い、平成17年度から協議結果を予算に反映していく方向性が示されました。

  この資料については、あやべ塾1月公開例会で皆さんに見ていただきます。

  あやべ塾の公開例会は、あやべ市民新聞でも大きく報道されましたが、綾部市I・Tビル2階で1月21日午後7時30分から開催をします。どなたでも参加できる公開例会ですので、是非お越しください。

 ◆2点目の「福知山ネットの掲示板における掲載内容に対する抗議について」は、綾部市がネヌピーオー福知山ネットワークに出した抗議文が配布され、説明を受けました。

  この抗議文の内容は、抗議文を受け取ったNPO福知山ネットワークが公表されていませんので、私もここでは公表を控えます。

  また、福知山市も1月16日に同福知山ネットに対して抗議文を出したことが報告されました。

023 040117 補助金への質問

メルマガへの質問が来ていますので、それをお知らせします。

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補助金を受けておられる団体の方だと思いますが「まだ減るのですか」という質問と、「補助金のことが良くわからない」という質問をいただきました。
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補助金の出し方を判断するのは綾部市ですから、私では判りません。
ただ、行政は今、行財政健全化で多くの精査と見直しの努力を行っています。補助金もまだ、見直しが進められると予想される、その中のひとつですから、あやべ塾では「補助金」のあり方を考えてみようとしています。
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さて、補助金とは、ですが
あやべ塾のリポートの一部を引用しますと

広い意味では、補助金とは、政府から地方公共団体または民間に対し、あるいは地方公共団体から他の地方公共団体または民間に対し、各種の行政上の目的をもって交付される現金的給付をいいます。

 綾部市から各種団体などに出されるものには、負担金、補助金、交付金、委託金、助成金等々がありますが、この中で市民活動への補助金は、各種団体が実施する公益的な事業に対し、必要に応じて交付されるもので、市民活動における公的支援の代表的なものと言えます。

 しかし一方では、「どんな基準で交付額が決まってるのか」「一度補助金が交付されれば、その額が既得権となってしまうのではないか」など、これまでにいくつかの疑問も指摘されてきました。

また綾部市では平成15年度当初に一律2割削減を実施しましたが「財政難で、まだ補助金の減額も予想されるのでは」など、補助を受けている団体内にも波紋が広がっています。

 それらをふまえ、どうすれば補助金が有効に活用され、公益という形となって私たち市民に還元されるのか、また、まちづくりに結びつく市民活動が盛んになるのかを検討する必要があります。

そこで、あやべ塾事務局では、平成15年度予算の中から団体事業補助金を抽出してみました。これはあやべ塾リポートに掲載しましたが当日もお渡しします。さらに、文献から「補助金を交付する際の基本的な考え方」も紹介しています。

これらを基本に、あやべ塾例会では
・各分野において、施策の重点化、効率化を図ることによりその効果を高め、真に求められる住民ニーズに対しメリハリのある支援を行う補助政策とは?。
・ スクラップアンドビルドを基本とした補助金等の見直し検討、整理合理化は?。
・ 自助・自立が認められる団体及び補助目的が達成されたと思われる事業等への見直し基準は?。
・ 社会的意義や行政上の補助効果等が小さい既設補助金等の見直しは?。
・ 行政と市民の役割分担で、市が補助する必要性が薄く、市行政の範囲外と思われる補助金は?。
・ 長期にわたり、管理運営的な補助を継続しているものの見直しは?。
・ 補助対象事業の内容等により補助率の引き下げ、削減等の見直しは?。
・ 類似目的の補助金で、同一団体に支出されるものの統合は?。
・ 各種補助団体に対する、決算書の提出を徹底するなどその使途調査を実施し、行政の責任分野、経費負担のあり方、行政効果等の精査は?。
・ 補助事業の事後調査を実施し、次回の企画立案に反映させるとともに、評価結果
を公表する仕組みの整備は?。
  
など、文字にすると硬くなりますが、ざっくばらんにフリー討論をしたいとおもいます

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あやべ塾 2004年1月公開例会 ? テーマ ? 「補助金」

日時 2004年 1月21日(水) 午後7時30分開会から午後9時30分まで
会場 綾部市I・Tビル 2階多目的ホール ?
会費 会場の割り勘として当日会費300円をいただきます。
   誰でも参加できる公開例会です。お誘い合わせの上会場にお越しください。
022 040112 本年もよろしくお願いいたします

皆さん、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

  今年も、早くも成人式まで至りました。  
年末には福知山ネットhttp://ns.fukuchiyama-net.comに「綾部市の市政ってどうなっているんだ」などというふざけた掲示板があって、その中身は無記名で、ありもしないことをおもしろおかしく、興味本位で書いてありました。四方源太郎君の抗議で一部削除されましたが、これには、松本助役名で抗議文が出されました。当然です。

私も、内容があまりにもひどいんで参入して意見を述べましたが、新年になってもまだ続いています。   また同じ福知山ネットには、NPO掲示板の中に「市町村合併」のコーナーがあるのですが、ここも、無記名で基礎知識に乏しい論議が展開されていました。年始からはここにも少し参入して意見を述べています。

  今年の正月は良い天気に恵まれて普通の正月でした。   5日には仕事始めで、商工会議所の新年互礼会。四方市長は年頭の言葉に「仕掛ける」を選んで、大いに仕掛けようと挨拶をされました。これは私にとっても“我、意を得たり”でした。互礼会を終える三本締めのあとも「綾部のまつり」や「衆議院選挙」に及びました。

11日は綾部市消防出初式。今村博樹君からは「綾部分団長として最後の出初式、万感の思いで臨みます」と決意のメールが寄せられていましたが、気合の入った良い出初式でした。

  ◆あやべ塾新年例会のテーマは「補助金」

  綾部市から市内の団体に出されている補助金は平成15年度当初で一括2割減となりましたが、まだ精査が必要という認識です。補助金の交付を受けるということは、団体と行政という立場に違いはあっても、ともに公共の福祉やより良いまちづくりを目指すパートナーといえます。

 そこで、双方が長所を生かして補完しあい、活動の効果を高めていくパートナーシップを高める補助金のあり方について、ざっくばらんにフリー討論したいと思います。

日時 2004年 1月21日(水) 午後7時30分開会
会場 綾部市I・Tビル 2階多目的ホール
会費 会場の割り勘として当日会費300円をいただきます。
        誰でも参加できる公開例会です。
    お誘い合わせの上会場にお越しください。

021 031230 続々・宇治小学校の事件

今回の宇治小学校の事件に関してはいろんな意見が寄せられていますが、読んでいただく量にも限りがありますので、2点だけ紹介します。

----------寄せられた意見----(1)---------------------------
 私の家の前は○○小学校です。孫たちが休み日に来るとグラウンドで遊ばせます。孫たちも楽しみしています。仮にここが全部締め切られ、児童以外閉め出されるとしたら残念です。
 中筋幼児園の設立が決まりました。地域ではさらに高齢者の施設を始め、福祉ゾーンを模索しています。現存の保育園などの施設が使えれば建設費も助かりますが、それよりもこの一帯に常時大人がいて、監視できることになります。
 それにしても、幼児園設立にあたって市議会で「反対」の意見があったことは残念でした。地域では一元化の問題をかなり以前からとりあげ、やっと行政の壁を破ったところ「時期尚早」と水を差さされるのはいかがなものかと思います。
----------------------------------------------------------------
 綾部で総ての学校の門が閉ざされると言うことにはならないでほしいですね。
大事な観点は、声の掛け合いです。  
 中筋幼児園の件では、経緯も承知しているはずの共産党議員(一人は自治会長)が時期尚早として反対をしました。しかも、反対の署名運動までして共産党の勢力拡大に利用されたのではたまったものではありませんね。

----------寄せられた意見-----(2)--------------------------  
私も意見を言わせて下さい。

> 学校で事件が起こると、話が出るのはいつも同じような内容ですね。テレビカメラを
> 設置し校門を閉め、益々閉鎖施設に向かっているように思えます。犯人を調べてみれ
> ば、みんな精神異常者であることが明るみに。
> 過去に異常と診断されたこのような人達を、野放しにしない社会の仕組みが確立され
> ないと、根本的な解決には繋がらないと思います。国レベルの問題ですから時間がか
> かるでしょうが。
> ------------
> その通りだと思います。
> ただ、教訓が生かせなかったという点では、宇治小学校は、1999.12.21にジャングル
> ジムで遊んでいた小学生が、21歳の青年に包丁で殺害されると言う痛ましい事件が
> あった,、伏見区の日野小学校から3キロしか離れていません。また、綾部市でも小学
> 生の登校途中にライトバンで突っ込んだ犯人は市議会の予算委員会に怒鳴り込んだこ
> とがありました。  

 この意見には反対です。

 なぜ精神障害の方を特別視するのでしょうか。精神障害は心の病気です。病気の方の既往歴をいちいち、皆さんに公開しますか?事件を起こした方はごくまれな例です。

 全員ではありません。医者の問題だと思います。人に害を与える恐れがある状態の方を病院から出してしまう、この事が問題だと思います。良い医者を育てる必要があります。「こころの医者はいらない」という本をご存知ですか?今の医者の大変な状況がかかれています。

 あの、バスジャックをした少年の診断をある著名な精神科の医者が本人をじかに診ないで「分裂(今は失調統合症)です」と言い切った、という話出てきます。良い医者を育てなくてはいけないと思います。

 ご存知だと思いますが、精神病院のベッド数が多くなっています。普通の病院のベッド数は医療圏で限られてなかなか増えない状態ですが、精神病院のベッドだけは、そこから外れて、申請すればすぐに許可になってしまう状況です。これっておかしいですよね。
今、精神病院のベッド数が一般の病院のベッド数の4分の1ぐらいに確か、なっていると思います。これっておかしいですよね。そんなに大勢の精神の異常者がいると思いますか?入院しなければならないほどの方が。

 この意見を言われている方のような方が、多いということだと思うのです。地域が受け入れないから、病院にいるしかない、退院できない、いわゆる社会的入院って言うものです。だからベッドが足りない、医者も地域で理解をしてもらうように努力しない、ベッドがいくらあっても不足してしまいます。地域力が求められます。  

> 個人情報の保護と言いますが社会の安全のためには公開も必要ではありませんか。
> 事実、外国では服役を終えた人が出てくる時に地域に情報を流しているではありませんか。
> -------------------
> そうです。しかし、今の日本の法律では出来ないと言うことですね。このことは会議
> でも出され、警察のほうからもそういう悩みが披露されました。

  服役を終えた人が出てくるときにその情報が流せる社会は、大人の社会です。差別のない社会です。服役者を差別しない社会だから、その情報が流せるんです

 今の日本は果たしてそうでしょうか。違うと思います。服役者が親族にいたら、それこそその親族までが小さくなって暮らしていかなくてはいけない社会です。そんな社会で、情報公開が出来るとお考えですか?

服役者を更生させる事ができる社会、そのシステムの確立が求められます。
警察も嘆いていないで、そのシステム作りに力を入れるべきです。  

言いたい事を言ってしまいました。
良いお年をお迎えください。  
------------------------------------
上記の---寄せられた意見--(2)-------- は埼玉県の某市の議員さんからいただきました。

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 さて、今年も終わろうとしています。
 皆さんにとって今年はどんな年だったのでしょうか。
 今年初めたメルマガですがご購読いただきましてありがとうございました。

 胸を張って前を向いて新年に向かいましょう。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

020 031228 宇治小学校事件、では、綾部市では

 宇治小学校の事件では色々な考えが寄せられましたのでもう少し続けます。

---寄せられた意見---
学校で事件が起こると、話が出るのはいつも同じような内容ですね。テレビカメラを設置し校門を閉め、益々閉鎖施設に向かっているように思えます。犯人を調べてみれば、みんな精神異常者であることが明るみに。過去に異常と診断されたこのような人達を、野放しにしない社会の仕組みが確立されないと、根本的な解決には繋がらないと思います。国レベルの問題ですから時間がかかるでしょうが。
-------------------
その通りだと思います。
ただ、教訓が生かせなかったという点では、宇治小学校は、1999.12.21にジャングルジムで遊んでいた小学生が、21歳の青年に包丁で殺害されると言う痛ましい事件があった,、伏見区の日野小学校から3キロしか離れていません。また、綾部市でも小学生の登校途中にライトバンで突っ込んだ犯人は市議会の予算委員会に怒鳴り込んだことがありました。

---寄せられた意見---
個人情報の保護と言いますが社会の安全のためには公開も必要ではありませんか。事実、外国では服役を終えた人が出てくる時に地域に情報を流しているではありませんか。
-------------------
そうです。しかし、今の日本の法律では出来ないと言うことですね。このことは会議でも出され、警察のほうからもそういう悩みが披露されました。

---寄せられた意見----
綾部市のPTAでも対策を考えておられるのでしょうか。
-------------------
教育委員会もPTAも新たなアクションを起こす協議が進んでいます。
幸い今は冬休みですので、3学期が始まる頃には具体的な動きが見えると思います。

---寄せられた意見---
「危機対応能力から見て低学年の教室は1階で良いのか」を具体的に実施してはどう
でしょうか。
--------------------
これについては説明不足でした。ピカピカの一年生を迎える学校は、その一年生の教室を何処にするかは、元気に外で遊べる、日当たりが良い、火災などの時に早く逃げられるなどのことを考慮して決めておられます。今回の事例のようなセキュリティの面から見れば2階とか建物の真ん中に教室を持っていくことも考えられると言うことです。

---寄せられた意見---
「地域社会の機能が発揮できていない」私もそう思いますが、具体的にどうしたらいいのでしょうか。
----------------
教育委員会でそんな内容も協議されていると思います。
私のひとつの提案として、PTAと同じように、孫が小学校に通っているおじいさんおばあさんで「孫の会」を作って、学校とのかかわりをもっと深めるのもいいかな?とも思っています。

019

031225 宇治小学校の包丁男侵入事件

 宇治市の宇治小学校の包丁男侵入事件について、12月23日に京都府PTA協議会が緊急常任理事会が開催され、この会議に私は京都府PTA協議会OB会の会長として出席しました。

 会議には京都府教育委員会からは指導部長、社会教育課長はじめ社会教育関係、学校からは京都府小・中学校長会会長、京都府警などからの出席もあり、京都府PTA協議会副会長の安藤和明(綾部市PTA会長)君の司会で進行されました。

 その中でいろいろな状況説明や論議が出されましたが、京都府PTA協議会としては、下記についてすべての単位PTAで緊急に取り組まれることを提起することとなりました。

-------------------------------------

1、学校の安全管理についての体制や対策等をPTAとしても確認・共通理解し、子どもの安全確保のための取組を進める。

2、学校との連携を強化し、日常的な安全点検や校内巡視など、今、できる取組を進める。

3、青少年育成団体や警察等関係機関と連携し、地域の子どもを守る機能的なネットワークづくりを進める。

------------------------------------

 この提起は綾部市内の各学校のPTAにも送付されましたが、各学校によって地域との関係や地理的条件など様々です。また、各学校のPTA役員でも自校の安全管理(危機管理)マニュアルの内容も知らない状況だと思います。

 これを機会に各PTAにおいても自分の学校の安全対策の実態と各機関や団体の限界を知り、協力関係を再確認することことが大事です。

・学校の周辺に塀をめぐらし、学校の門には警備員を配置すべしと言う意見は必ず出るが各学校の地理的条件は様々で実現には困難性もある。

・PTAで校内パトロールをすることは、当面は出来るとしても持続性に困難な点も考えられる。

・危機対応能力から見て低学年の教室は1階で良いのか。

・不審者情報は校内に限らず地域の方にも多く点在している。この不審者情報を普段から警察に一括して集めるのは良いが、集めた情報を公開し活用するには個人情報の壁など限界がある。

・学校・家庭・地域社会で子どもを育てると言いながら、地域社会の機能が発揮できていない。また地域の高齢者の皆さんに声をかけてもらいたいという期待はしても、学校やPTAから具体的に依頼をする機会を作れていない。

・開かれた学校とは・・・・・等々思いあたることはまだまだありますが、これを機会に各学校のPTAにおいて子ども達の安全確保について協議する必要があると思います。
018 031214 中筋幼児園は?自衛隊のイラク派遣は?

 綾部市では「中筋幼児園」、日本では自衛隊のイラク派遣が12月綾部市議会の終盤の論点となりました。
12月議会は16日に最終本会議を迎えます。

1、))))))))) 平成14年度の決算承認

12月議会初日には、平成14年度決算の採決を前に、共産党の山口議員が「反対の討論」を行い、私が次の趣旨で「賛成の討論」を行いました。

私の賛成討論趣旨

 「自主財源比率は38.65%、つまり財政基盤が弱く、財源の61.35%を依存財源(国・府等の補助金など)に頼らざるを得ない本市の財政は、長引く不況の影響や国、府等の財政悪化による波及を受け、厳しい財政運営を迫られている。

 その中で市税収入の確保や受益者負担の適正化のほか、国・府の補助制度を最大限活用し財源確保などに努める一方、各種施策の優先順位の選択や限られた財源の重点配分と経費の効率化に努め各分野で数々の成果を挙げられた。

  私は本当によく頑張っていただいたと思う。しかし、今後においても、市民の行政需要は、ますます多様化すると考えらるが、市民との協働分野を拡大し、事務事業のアウトソーシングも視野に入れ、行政組織の簡素化と柔軟性を発揮し、最少の経費で最大の行政効果を挙げるとともに、住民福祉の増進を基本に民間経営感覚も取り入れ、市民サービスの向上に努められることを期待し、私の賛成討論といたします。」

採決の結果は、「賛成多数」で平成14年度決算は承認と決しました。

2、)))))))))) 幼児園設置条例の制定

 12月議会の最大の焦点。全国に先駆けて「幼稚園」と「保育園」を一緒にする「中筋幼児園」設置の条例制定です。この山場は12月10日の文教厚生常任委員会でした。

これに反対する共産党の主張は、この「幼児園」設置条例の良し悪しより「時期尚早、保護者や地域住民の理解を深めるために実施を見送れ」というもので、私は共産党支持者拡大の意図さえ見え隠れする思いで傍聴(残念ながら私は文教厚生の委員ではありません)していました。

その共産党の主張に立ち向かった中心は、塩見麻理子議員でした。

その塩見麻理子議員が12月16日の最終本会議、「幼児園」設置条例の採決の前に行う「討論」に共産党を除く総ての会派を代表し、市政壇上で「賛成の討論」を行います。

みなさん、こういう場面を見てください。登壇時間は午前10時30分ごろでしょう。

3、))))))))))))  自衛隊のイラク派遣

 自衛隊のイラク派遣で京都府議会は「派遣賛成」の意見書を採択しました。

えっ?! と思って、この事情を聞くと自民党以外の会派はそれぞれが「派遣反対」の意見書を提出したが、自民党議員の賛成多数で決まったと言うことでした。なんだか、国民感情より政党の主張重視?の感ありです。

では綾部市議会はどうするのでしょう。これも12月16日の本会議で採決します。

 12月16日、平日でなかなか議会にはこれないかもしれませんが時間の許す方は本会議にお越しください。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

御礼

12月6日の「アテルイ」綾部公演の際には多くのご来場をいただきましてありがとうございました。
ご協力、ご来場をいただいた皆さんに御礼を申し上げます。
ありがとうございました。
017 031202 12月議会開会
峰山の友人から「来年は嫌な予感がするね」という話がありました。
イラク情勢や自衛隊派遣のことです。

そうやねえ・・・と答えた後、ほんとにそうだなあ、と思いました。

◆◆◆ 12月議会開会 ◆◆◆

11月27日から綾部市議会が開会されました。
会期は11月月27日から12月16日までです。

11月27日の本会議では、12月議会の議案が市長から提案され、14年度決算の認定について採決がありました。

去年14年度の決算を今頃やっとるんか?という方もあろうかと思いますが、そうなんです。
これは、14年度の予算で事業を行うのは平成15年3月までなのですが、事業の精算などに日数を要するものもあり、出納閉鎖(会計の締め切り)は5月末となっています。

5月末に出納閉鎖をしても、6月議会の議案上程には間に合いませんので、9月議会で「決算の承認」議案として提案されます。この議案を9月議会終了後、12月議会開催までの間に「決算審査特別委員会」を設置して審査をしています。

11月27日の本会議では、この「14年度決算の承認」について賛成・反対の両方に分かれましたので、本会議では、賛成するか、反対するか、両方の意見を述べてから採決をするのですが、私は、賛成をする議員を代表して「賛成討論」を行いました。

本会議で一番面白い?のは、この賛成・反対の両論を述べ合う「討論」なのですよ。しかし、傍聴が少ないんです。

結果は、賛成多数で「承認」と決しました。

本会議一般質問は12月3日から始まります。

例によって、間違いを恐れず質問する議員の登壇の予定を入れてみました。

12月3日(水)、AM・足立、梅原、PM・川端、搗頭、吉崎、田中
12月4日(木)、AM・森、白波瀬、PM・木下、白猪、渡辺、
12月5日(金)、AM・平野、森永、PM・山口、高野、堀口

予算審査総括質疑は12月8日(月)です。
(ここで事業の進捗状況などを質します。)
この総括質疑は綾部市議会独特のもので“何でもあり”の質疑応答です。議会審議の中でこの委員会が一番傍聴のし甲斐がありますが傍聴が少ないのです。二人で来れば怖くない、ですから是非来てください。

常任委員会
12月9日 総務常任委員会
12月10日 産業建設常任委員会・文教厚生常任委員会
12月11日・12日 予算審査特別委員会

12月16日本会議で12月議会は終了します。

本会議の傍聴は氏名・住所を書くだけで飛び込みでも傍聴できますが、常任委員会の傍聴には紹介議員が出す傍聴券が必要です。傍聴に来られるチョット前に連絡をいただければ私が準備します。

綾部市議会では多くの人に議会を理解してもらうために色々な改革を行ってきました。
他市の議会からもこの改革について視察にこられるほど、綾部市議会は先進議会です。
詳細は私のホームページhttp://www3.ocn.ne.jp/~mikio/sigikai.htmを見てください。

◆◆◆ アテルイの公演迫る ◆◆◆

この劇は8世紀から9世紀にかけて、現在の岩手県胆沢地方に実在した人物、阿弖流為(アテルイ)の物語です。
 黄金を求める大和朝廷は日高見川(北上川)が流れる美しい国東北に、のどかに暮らす蝦夷を「まつろわぬ民」として制圧を企てる。その度重なる侵攻に人間の誇りをかけて蝦夷が立ち上がろうとしたとき、人々がリーダーとして選んだのがアテルイでした。

 物語を貫いている精神は、誇りにかけて守らねばならぬものがある。
それは、ふるさとの誇りであり、人間の尊厳です。
そして、戦乱の時代に自らの身を捨て、仲間とともに戦う姿からにじみ出る地方自治を守ろうとする信念や現代のリーダーシップ。
そして連戦連勝でも、戦うことをやめる勇気を持ったリーダーの姿。 等々です。

公演日は12月6日(土)19時開演、会場・中丹文化会館(綾部市)前売券は特別席4.500円、一般席4.000です。(当日は500円増し)
申し込みは、このメールに返信をしてください。
皆さんのご来場をお待ちしています。
016 031120 京都でも、確実に“二大政党時代”の幕開け
1 ◆◆◆ 二大政党時代

衆議院議員選挙が終わりました。選挙期間中はメルマガ発行を控えていましたので久しぶりの送信です。

選挙は、全国的には民主党が躍進しましたが、残念ながら、私が応援した小林哲也候補は、谷垣財務大臣を相手に立派に戦いを挑み、京都5区総ての行政区(市・町)で前回衆議院選挙を大きく上回る得票結果でしたが及びませんでした。

しかし、全国でも、そして京都でも、確実に“二大政党時代”の幕開けとなりました。

バブルの頃、“日本の経済は一流、政治は三流”といわれました。経済が大変になった時、政治が日本をリードしなければならないのに、現在の「政治」は残念ながら「一流」とはいえません。

今後の、自民党と民主党の本物の競い合いを期待します。

2 ◆◆◆ 12月議会が始まります。

日程は

11月27日 本会議議案上程と平成14年度決算の認定
       人事院勧告関連条例を審査する総務委員会
11月28日 本会議人事院勧告関連条例の採決
12月 3日から5日 
       本会議一般質問
       (一般質問の発言順序“予想”は決まり次第お知らせします)
12月 8日 予算総括質疑
12月 9日 総務委員会
12月10日 産業・建設、文教厚生委員会
12月11日から12日
       予算審査特別委員会
12月16日 本会議採決

私は11月27日に本会議で採決される「平成14年度決算の賛成討論」を行う予定です。

3 ◆◆◆ 「アテルイ」

地方自治の原点、「ふるさと」を守る戦いのドラマ、「アテルイ」の公演が近づきま
した。
前売券はこのメールに返信で、OKです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

誇りにかけて、守らねばならぬものがある。
1200年の時を超え、
アテルイと田村麻呂の伝説が、今、よみがえる。

郷土愛と人間の尊厳を問う感動のドラマ

「アテルイ」

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日時  平成15年12月6日(土)  午後7時開演            
   (指定席券引換開始 午後4時30分 開場午後6時30分)

会場  京都府中丹文化会館

料金  ◇一般席4,000円 ◇特別席券4,500円
       【全席当日指定・当日券は500円増】

送迎  行き=綾部駅南口  1回目6時00分
                        2回目6時30分
   帰り=終演後 1 回

後援 京都府、綾部市、綾部市教育委員会
    綾部市自治会連合会、綾部市連合婦人会
    綾部商工会議所、
    あやべ市民新聞社、エフエムあやべ

協賛  大本本部、あやべ塾、菜の花同窓会

主催  アテルイ100人会  実行委員会事務局 
    TEL42-1920 佐々江(綾部市I・Tビル)
015 031011 マニフェストで政権選択

 10月10日、衆議院が解散しました。
総選挙は10月28日公示、11月9日投票の日程でおこなわれます。

それに先立って発表された民主党のマニフェストを読みました。

政策も表現もメリハリのきいた良い内容です。
この民主党マニフェストは福山哲郎参議院議員のホームページにも掲載されていますのでご覧下さい。
http://www.fukuyama.gr.jp/

私が感想を色々述べるのもいいのですが、このマニフェスト作成の事務局長を務めた福山哲郎参議院議員からのメールを紹介します。

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テツロー日記 第138号  2003年10月11日

「さあ解散!マニフェストで政権選択がはじまった!」

いつもお世話になり誠にありがとうございます。とうとう衆議院が解散されました。
明日からちょうど30日間、日本の将来を決める戦いが繰り広げられます。
日本で初の「マニフェスト(政権公約)」選挙であり、菅民主党なのか小泉自民党なのか、政権選択を問うことになります。

昨日(9日)の今国会での最後の対決となった党首討論は、菅-小泉両氏とも譲らず、互いに絶叫もせず、とても抑制的なものになり、まさに決戦前夜を思わせるものでした。しかしながら郵政民営化と道路公団の問題に対して、やや小泉総理が押され気味の感がありました。

案の定、今日(10日)発表された自民党マニフェストは「郵政民営化」に関して、お得意の玉虫色の表現になり一歩後退、さらに道路公団総裁更迭も思うようにならない状況になっています。日本の政治史上では画期的ながら、野党側が争点の土俵作りを担っています。

京都では全選挙区で6人の候補者を擁立する予定となっております。それぞれが専門分野を持ち、志ある素晴らしい仲間です。平均年齢は39.8歳、自民党は60.7歳。未来に責任を託していただけるよう、小生も懸命に活動を進めていく決意です。

おかげさまでマニフェストも概ね評価をいただき、東京では経済同友会、中小企業家同友会、21世紀臨調、日本青年会議所、全国知事会等々と「マニフェスト」について意見交換をする機会を持つことが出来ました。
事務局長としてほっとするとともに、次は国民にとっていかにわかりやすく手にとりやすいものにするかがポイントです。CMや政見放送も含めて責任も忙しさも尋常ではありませんが、この天下分け目の合戦に存分に仕事をさせていただいていることにとても感謝です。

11月9日は日本の政治が変わることを願いながら30日間精進しなくてはいけません。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

−ご案内−
「福山哲郎のテツロー日記」は、福山がご縁によりお名刺を頂戴した皆様にもお送りしております。ご不要の方はお手数ですが、「解除」とご記入の上、ご返信いただければ解除いたします。なお、登録の変更・解除については、下記のホームページからでも可能です。

 http://www.fukuyama.gr.jp/Diary2003.htm#めるまが


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          ご意見・ご感想をお待ち申しております!

          参 議 院 議 員  福山 哲郎
           Tel.03-3508-8614 Fax.03-5512-2614
           E-mail tetsuro@fukuyama.gr.jp
           ホームページ http://www.fukuyama.gr.jp
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014 030929 9月議会の質疑

 9月議会は予算委員会が終わり、あとは10月1日の最終本会議を残すのみとなりました。

傍聴に来ていただいた方、お疲れ様でした。よくある感想は「人の話を何時間も聞くんは疲れるわ〜」で、おまけは「よう、やっとってやな〜」です。

その人の話。9月議会で私の記憶に残った質疑を紹介します。詳細は新聞でごらんいただくか、本人に聞いてください。少し後になりますが議事録もあります。

本会議では、平野正明議員の「防災と環境を守り育てる団体への認定・登録制度」。森義美議員の「地域で取り組むアレルギー対策」。白波瀬均議員の「京セラの綾部進出」。梅原晃議員の市が実施した市政懇談会の経験から「管理者が地域に出向く出前講座」。塩見麻理子議員の「スポーツ健康行政」これは全世代が参加の出来るチャレンジデーやスポーツ健康都市宣言も目指したもので注目。

予算委員会では「幼保一元化」。これは中筋保育園と中筋幼稚園をモデル事業として同一園舎において『幼児園』を作ろうとするものです。運営は中筋保育園が行い、平成16年度からの実施を目指しています。

私は、「医薬分業」は市立病院と市内薬局がまとまった取り組みを行うこと。市職員の「ボランティア休暇」は有効に活用されているか。「綾部駅周辺の再開発プロジェクトチーム」を再編すべき。等をただしました。

10月は祭の季節です。
ふるさとの伝統を継承することや町の元気を出すためには若者の参加が必要です。若者の年齢定義はありません。みこしを担ぐ、見に行く、等どんな形でも参加してください。
013 030913 綾部市議会を傍聴に来てください
 
 綾部市議会が開会されました。会期は9月11日から10月1日までです。

その主な日程をお知らせします。

◆ 9月17日本会議一般質問
(市長の市政運営方針などを問う場です)

どんな都合で変更になるかわかりませんが、間違いを恐れず質問する議員の登壇の予定を入れてみました。
予定がずれたらゴメンナサイ。

 9月17日、AM 大島、平野、
       PM 高野、渡辺、(休憩)、白猪、森
 9月18日、AM 足立、森永、
       PM 田中、白波瀬、(休憩)、梅原、吉崎
 9月19日、AM 川北、搗頭、
       PM 塩見、山口、(休憩)、堀口

この順番は会派代表によるくじ引きで決めます。

◆ 9月22日
    予算審査総括質疑
   (ここで事業の進捗状況などを質疑応答します。)

この総括質疑は綾部市議会独特のもので“何でもあり”の質疑応答です。
議会審議の中でこの委員会が一番傍聴のし甲斐がありますが傍聴が少ないのです。
二人で来れば怖くない、ですから是非来てください。

常任委員会
◆ 9月24日
   総務常任委員会(今回は特別土地保有税の廃止などを審査します)
◆ 9月25日
   産業建設常任委員会(今回はあやべ温泉の入浴料値上げなどを審査します)
   文教厚生常任委員会(今回は付託議案はありませんが開会されます)

◆ 9月26日・29日 
   予算審査特別委員会
    (今回は総額2億743万7千円の追加補正および上水道と市立病院の企業会計決算の認定等を審議します)

◆ 10月1日本会議
この最終本会議でこの議会で審査してきた全ての議案について各議員の賛否を問い、議会がどんな審議をしてきたのが総括的に解るのですが、この本会議も傍聴が皆無です。

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常任委員会の傍聴には紹介議員が出す傍聴券が必要です。傍聴に来られるチョット前に連絡をいただければ私が準備します。

綾部市議会では多くの人に議会を理解してもらうために色々な改革を行ってきました。
他市の議会からもこの改革について視察にこられるほど、綾部市議会は先進議会です。
詳細は私のホームページを見てください。
012 030907 住民要望を退ける勇気

 「残暑」というのは何の恩恵もないと、ぼやいている間に秋の風が吹くこのごろになりました。今日7日は高津町クリーン大作戦で私は府道綾部・福知山線を拾い歩きました。相変わらずポイ捨てが多いですね。人間は地球にとって一番たちの悪い寄生虫と言っていますが、もう少し行儀良く地球生活を送りたいものです。

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あやべ塾8月例会のリポートが発行されましたのでその内容の一部を紹介します。
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今日の役所と住民の関係は、市役所は住民にサービスを提供する側、そして住民はサービスを要求し、サービスを受ける側と言う構図ですが、綾部市のまちづくりは、市役所だけがやるのではありません。綾部市は“合併するなら3市3町だが当面は合併しない”という方針を示しました。合併はバラ色ではないが合併しない小規模自治体も茨の道だと思う。では綾部市はどうあるべきか、綾部市民はどうあるべきか。原点に戻って考えてみようというのが今回のあやべ塾テーマでした。

市役所では
・ 「入るを計り、出ずるを制す」の両面にわたり努力が行われているが、両面ともまだまだ出来るという姿勢だ。
・ 賃金カットも含めて、乾いたタオルを絞るくらい節約もしているだろう。しかしこれがもっと進み、各部各課間の事業のつぶしあいに発展するのではないかと心配する。

財政難のこと
・ 財政難の原因は市民要望に応えて来た結果だ。財政難を市役所運営の責任のごとく言うのはおかしい。
・ 後世の為という政治哲学からすれば、住民要望を退ける勇気が必要とも言われるが。しかし、それが出来るだろうか。
・ 財政難の責任を追及することよりは、現実を受け入れて“ではどうするか”を考えることが大事だ。

市民は
・ 合併をしないという共通認識と、変化に対応しなければならないという市民意識の改革が必要。しかし、そのために市政懇談会が開催されているが、期待する意見や提案より従来型の地域要望が多い現状だ。

 意識改革
・ 総ての市民サービスを市役所が一手に引き受ける市役所の体制自体を変える改革が必要。
・ 意識、制度、組織の根本改革が必要だろう。まずは意識改革、そして市役所業務の分業だと思う。
・ 市役所業務の分業を行い、もっと市民参加の体制を整え、本体の市役所職員は専門性を高めて日本一の市役所プロ集団を目指せば良い。

 補助金のカット
・ 補助金の一律2割カットが行われたが市民への影響はどうか。
・ 補助を受ける事業や団体によって補助金の重要さは違うのに、「なぜ一律2割カットなのか」「なぜ2割なのか」が明確でないと思う。
・ しかし、今回の補助金カットは財政難の意識付けには一助となったと思う。

 住民力
・ 西八田村史をみると当時の人々は、小学校、農協、病院など地方自治をしっかりとやっておられたことが 良くわかる。そこには住民と役場の協働の精神があった。今、住民力を取り戻すことが必要だ。

女性の力
・ これからのまちづくりには女性の力が欠かせない。特に婦人会の充実が必要と思う。
・ 婦人会は補助金に頼りすぎたために体力が落ちているのではないか。
・ 戦中戦後の婦人会の形を継承しているから、現代女性の生活スタイルや要望に合わなくなっている。
・ 決められた事業を消化するために苦労をするより、やりたいことを選択して苦労をする方が良い。実際、自主的な活動をする女性グループは伸びている。

行政評価
・ 役所も市民も、今と昔、当市と他市など「相対」で判断している。役所は前例どうりだからと安心するくせがあるから、前例から違うことをするのには大変な労力がいる。
・ 行政評価は必要だ。次につながる正確な評価が出来る体制を考えていこう。

詳しくは http://www3.ocn.ne.jp/~mikio 「あやべ塾」をご覧下さい。
011 030903 京都発!   手紙(メール)でむすぶ『家族ふれあい人賞

 残暑お見舞い申し上げます。

綾部市議会9月定例会は9月11日に本会議で議案が上程され9月17日から本会議一般質問が始まります。議会日程は後日お知らせいたします。

今日は、訳あって、PRを依頼されましたのでお知らせです。

現在、京都府と京都府教育委員会では京都発!手紙(メール)でむすぶ『家族ふれあい人賞』を募集中です。

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京都発!手紙(メール)でむすぶ『家族ふれあい人賞』

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 少子化や核家族化の進行などにより、家族関係が希薄になっている中で、家族がお互いを思う気持ちを手紙によって伝えあうことで、改めて家族の大切さや家族の絆というものについて考えてみませんか。

■募集内容■ 親子問、兄妹問、祖父母と孫など同居、別居を問わず家族問で交わされた往復の手紙、Eメールを募集 (それぞれ概ね50文字以内〕

■テーマ■ 家族

■応募資格■ どなたでも

■応募方法■ 手紙を出した人と返事を出した人の関係、それぞれの氏名性別年齢、連絡先(応募者のどちらか一方)の住所、電話番号を明記し、専用応募はがき・封書等の郵送、FAX、インターネットjido@mail.pref.kyoto.jp でこ応募ください。

●往復の手紙をセットでこ応募ください。 ●手紙は原本でも、はがき等に写しかえたものをこ応募いただいても構いません、 ●手紙を出した人と返筆を出した人、両者の合意のもとにご応募ください。 ●こ応募いただいた手紙にまつわるエビソード等があれば簡単にお書きください ●応募作品の著作権は主催者に帰属することとし、作品は返去しません。 ●未発表の作品に限ります。

■応募及び問合せ先■
                            
京都府保健福祉部児童保健福祉課 『京部発!手紙でむすぶ家族ふれあい大賞』募集係
〒602-8570京都市上京区下立売通新町西入
TEL075-414-4582 FAX075-414-4586

■応募期間■

平成15年7月1日(火)〜9月30日(火)(当日消印有効]

■審査■

応募された作品については、一般投票を経て審査委員により最終審査されます。 ●一般投票の際には・「手紙」、「手紙にまつわるエピソード等」及び「手紙を出した人と返事を出した人の関係」を公開することがあります。

■表彰■
発表は平成16年1月頃
 ●入賞された方には直接通知するほか、ホームページ等で発表します。

京都府知事賞(家族ふれあい大賞)       『賞状・ペア宿泊券・記念品」
京都府教育委員会教育長賞          『賞状一ペア宿泊券・記念晶」
優秀賞(家族むすびあい賞)    数点・… 『賞状・京野菜詰め合わせ・記念品」
特別賞                数点 …・『賞状・丹後ちりめん製品・記


入選                  若干・…『賞状・記念品」
010 030830 一周遅れのトップランナーと地球の寄生虫
 
 暑中お見舞い申し上げます。お盆を過ぎてからの暑さは余り有難みを感じませんね。

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8月24日に丹後半島のど真ん中、太鼓山の風力発電施設で「風人祭」という催しがありました。

キーワードは「環境」ですが、丹後地方といわず京都府北部は、開発と自然環境の関係で言えば、開発では一周遅れが幸いして自然環境ではトップランナー。

開発が進んで利便性が高い都市部から来た人が、この自然環境をいつまでも守ってほしいと、もっともらしく言われることになんだか抵抗を感じるのは私だけでしょうか。

 この風人祭ではシンポジウムもあり、コーディネーターは現在高知県理事の上林匡さん。この中で循環共生社会システム研究所の内藤正明教授は「風がなくて風力発電の羽根が回っていないのを見て「なんだ、また止まっている。と言わず、風が吹くまで電気は使えないんだ」と思うようになれることが大事と発言されていました。

地球の今日に至る歴史最後の数秒間で登場する「ヒト」は、この地球上に住むために、いろんな知恵と工夫を重ねてきました。しかし、地球自然の恵みは無限ではないと言う事に気づいたとき、地球に優しい「少しの努力をしましょう」と言う訴えには応えることが出来ても、現在の利便性に慣れてしまった私たちは、そこまで新たな進化?を遂げることが出来るのでしょうか。

やはり、人類の知恵の結果に出てきた反省と欠陥は、知恵と努力で補うしかないかもしれません。すでに、エネルギー、食料、自然保護などの問題も多くの試みが行われています。利便性のいくつかを放棄するか工夫努力をするか。それとも新たな共存の道を発見するか・・・なのかなと思います。

地球誕生以来、地球にとって一番やっかいで、たちの悪い寄生虫は人間なのでしょうね。

丹後地方では自然環境を守る活動は活発です。丹後からの発信を受けてより多くの人が自らの生活形態を見直す機会になることを期待してやみません。
009 030824 絶望は愚か者の結論

@ ))))) 中東に和平の続報です。

 綾部市の「中東に和平を!」の事業が終了した後、小泉首相と面談した時の話を四方市長に聞いた時、「さすが!小泉首相やねえ」と二人で感心したことがありました。それは短い言葉で的確な表現をする例の小泉コメント。

それは哲学者の言葉を引用したものですが、「絶望は愚か者の結論」。

この時の詳細が綾部市の広報「ねっと」に掲載されましたので紹介します。
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 29日には、京都市に交流の場を移し、京都府公館では麻生純副知事、京都市役所では桝本頼兼市長とそれぞれ面談した後、修学院中学の生徒や京都外大西高校の生徒と交流。
 京都国際会館で行われた夕食会では、清水寺の森清範貫主による「平和」の揮毫を見学したほか、湯川スミ世界連邦全国婦人協議会長から剣玉など、日本古来の遊具をプレゼントされました。

 30日には東京に移動し、倉田寛之参議院議長を表敬訪問した後、午後には首相官邸に入り、小泉純一郎首相と面談。

 小泉首相は「日本もかつて幾度となく争いの歴史を繰り返してきた。60年前にはアメリカやイギリスとも戦争をしたが、今では世界で一番の友好国となっている。絶望は愚か者の結論。決してあきらめることなく憎しみ合いから和解への希望を持ち続けてほしい」と述べ、中東の若者たちを激励しました。
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A ))))) 京都縦貫道整備促進に吉報

丹波綾部道路、地元説明の事前調整を実施

 京都市から北部へ京都を縦貫する「京都縦貫道」は丹波・綾部間の早期完成が待たれるところですが、8月21日、国土交通省は丹波町と瑞穂町の関係者に対して事前調整を行いました。

 この事前調整は、事業の概要、路線計画、今後の進め方の事業説明を行うもので、この事前調整において特段の問題がなければ、国土交通省及び両町は、9月に関係地区説明会、10月に地区外地権者説明会を順次開催し、関係地権者に用地幅杭設置測量等の実施について協力を求め事業を推進することになります。

 予定は未定ですが早期促進を願うものです。

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ピンチヒッターとチャンスヒッターでは、こんな感想をいただきました。

・ 細かいことは気にしないで野球を楽しみましょう。

・ 日本語とアメリカ語をごっちゃに使うからおかしいんですよね。

・ ほんまにぃーい!チャンスヒッター! 本来そー呼ぶべきでしょう!
008 030820 向こう傷を恐れないチャレンジ

 狼少年台風も去りやっと夏らしい日々が続くようになるかと思えば、また曇天だったり猛暑だったり。天候不順は経済にも健康にも良くありません。やはり夏は暑く、冬は寒くあってほしいものです。

@)))) 向こう傷を恐れないチャレンジ

8月18日に綾部市議会の会派研修で京都府の行政改革について、京都府行政改革推進プロジェクトチームのリーダー本田参事から話を聞きました。

質疑で各論に入るとやはり振興局などの再編が中心になりました。

私は『振興局に大幅な権限委譲し、上位役職者を配置しても府政運営の2重構造には変わりがない。ならば、むしろ振興局は「調整局」に徹するか、二通りの考えがあると思うが、本来あるべき京都府の方向性はどうなのか』と質問しました。

答えの主旨は『将来、道州制が実施された場合(仮称)近畿州のもとに直接多くの市町村が配置されるより、その間をつなぐ役割をする箇所が必要になるだろう。今回の振興局の再編はそんな場合も想定して充実する方向』ということでした。

そういう質疑応答もさることながら、山田知事は行政改革に向かう姿勢として職員に「向こう傷を恐れないチャレンジ」を強調されているという話を聞きました。当日、一番の収穫はこの言葉でした。

A))) 補助金はなぜ一律2割カットなのか

丹後地域の「京丹後市」、与謝地域の私の勝手仮称「橋立市」、福天加の仮称「福知山市」の合併協議は進み、これが成立すれば京都北部の市町村数は「5市」となります。

その中で綾部市は財政難は続き、一番人口の少ない市ともなります。

そこであやべ塾8月例会のテーマは「どうなる綾部市、どうする綾部市民」でした。

内容をトピックスで書いてみますが、あくまでも出された意見の一部をカットしたものです。正式にはあやべ塾から発行されるリポートを読んでください。

・ 市政運営の中で補助金が一律2割カットされたが「なぜ一律なのか」。 それは補助金を受ける個々の団体の運営の中で、補助金がどのような重要度・有効度を持っているかを分析する備えが出来ていないから「一律」となったのではないか。

・ 婦人会の弱体化は補助金に頼りすぎたからではないか。

・ 市役所業務の分業という観点からすれば、環境市民会議の様な取組を充実・拡大して市政運営の新しい形を築いて行くのが良いと思う。

・ 旧村の村史を見ると当時の人々の協働の精神と努力はすごいと思う。「住民力」を取り戻そう。

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余談ですが、今、高校野球が行われていますが、攻撃時に“ここぞ”というところで代打が送られますが、これをなぜ「ピンチヒッター」というのでしょうか?「チャンスヒッター」ではないのでしょうか。

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今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
残暑は続きそうです。ご自愛ください。
007 030808 あやべ塾  公開例会・どうする綾部市民

 前回の月見町の火災について、消防団関係の皆さんからご意見をいただきましてありがとうございました。
今村分団長は私のホームページhttp://www3.ocn.ne.jp/~mikioにその時の様子を書き込んでくれていますので読んで下さい。

■■■ あやべ塾8月例会 ■■■

どうする綾部市、どうする綾部市民

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ご存じの方もあると思いますが、綾部市には「あやべ塾」という市民グループがあります。

 このあやべ塾は、ふるさと綾部を愛する人々の知恵と情熱を結集して町づくりを進めるために、会員相互が情報を共有し、考え、論じ、提言し、行動する会です。

 まちづくりの最大の資源は「人」です。そして、時代を創る原点は個人の情熱です。

 成功し発展する組織や団体の意思決定には必ず熱い心を持った個人が存在します。あやべ塾はその個人の力量向上に主眼を置いています。

 皆さんそれぞれ職業や役職など立場がありますが、立場を先行させると出席しにくかったり本音の論議が出来にくくなります。

 そこであやべ塾では個人としての参加を求めました。あやべ塾に個人として参加し、そこで得たものを今度はそれぞれの立場や役職で大いに生かそうという姿勢です。

今日までの活動は「http://www3.ocn.ne.jp/~mikio/ayabejk.htmをご覧ください。

 そのあやべ塾8月例会のテーマは「どうする綾部市、どうする綾部市民」です。

 綾部市は合併をしない選択をしましたが、課題は財政難の克服と綾部の特性と優位性を生かした綾部流の市政運営の構造改革を
進めることなど多々あります。

 今日まで、住民は、綾部市や国・府に税金を払い、行政はその税金で国や府や綾部市の運営や整備や助け合いやなどを行ってきました。

 これらは中央集権体制で運営されてきた日本の姿ですが、そこから生まれてきたのは、住民は、お上に税金を納め、お上は、その税金で市民サービスを一手に引き受け、市役所は住民にサービスを提供する側、そして住民はサービスを要求し、サービスを受ける側と言う構図を生みだしました。

この意識を変えることは多難です。

 しかし、綾部市のまちづくりは、市役所だけがやるのではありません。時代は一刻も止まらず変化し、進化し、変貌して、市民生活も様々に多様化しています。

そんな中で行政と市民の関係だけがそのように旧来のままで通じるとは思われません。
 
 あやべ塾8月例会は「どうする綾部市」をテーマに意見を交わしたいと思いますが、むしろ「どうする綾部市民」と自らに問われている問題でもあります。

 綾部のことなら何でもあり、聞くも良し、語るも良しの公開例会です。
006 030806 月見町の大火

7月5日綾部市の月見町で5棟が全半焼する大火がありました。

私も綾部駅前で煙を見てタクシーで現地に駆けつけたのが6時前。

早速、家財道具の運び出しなどを手伝ったのですが、風が穏やかだったのは幸いでしたが、火の勢いはすごく、瞬く間に近隣にまで広がりました。

火災に遭われた関係者の皆様にお見舞いを申し上げます。

また水源や消防団員の勤務実態など課題はあるかもしれませんが、消防署や消防団の皆さんの懸命な消火作業に敬意を表します。

一夜あけて思うと、あの月見町通りの道路は道路幅が狭く、新たに建物を建てるときには数々の規制があるかもしれません。

また綾部市の歴史ある遊所の灯りが一つ消えるのでは?と寂しい気持ちです。

005 030801 能天気

今日は返信いただいたご意見を中心にお送りします。

>>ドコもくッいてもらえないから仕方ないかな、、、、、」?????◆に対してのご意見です。
◇----返信-------------------------◇
自分自身が生き、生きていく「まち」、折角の思いは可能性のある限り持ち続けること、このことが、次代を生きる人々に対する、今を生きる者の使命では・・・・・!故郷を愛し、国を愛すること、そして、何よりも自分自身を慈しみ愛すること。
古臭いが、一人の声は小さくても、愛する気持ちがあれば他人は動く・・・・・。そう思いませんか?
嘆く前に、やってみようじゃないですか!
そこから、新しい展開が生まれる可能性だってあると思いますよ・・・・。如何ですか?。
強い声!沢山の声!ばかりが正しい訳じゃない。
弱くても!少なくても!正しい声は沢山ある、この声が生かされる社会こそ大切では・・・・・!
そんな思いを持ち続ける、いや、持ち続けたいと願う、初老の私です!皆で頑張りましょう(^0^)
◇---------------------------------◇

◆この意見をいただいた“綾部市以外の議員”と話す機会があり、その内容は京都府地方振興局の話に及びました。
 私は6月議会本会議で「振興局は、従来から府庁との2重構造も指摘されています。今後の中丹地区3市3町の合併を視野に入れて振興局のあり方を考えれば、現地解決能力をおおいに高める大幅な権限移譲と、民間会社で言えば常務取締役を配置するくらいの体制をとり、地域行政の真の中核拠点として、また管内市町村の運営についても、目からうろこが落ちるような提案の出来る専門性を高めることを目指すとすれば、中丹地区には振興局は一つでいいと思います。」と述べました。

  しかし、大幅な権限委譲しても振興局に上位役職者を配置しても府政運営の2重構造には変わりがありません。そうすれば、むしろ振興局は「調整局」に徹するか、道州制が検討されている時期ですから「廃止」もひとつの選択肢かもしれません。また、中丹教育局にも話は及びましたが、これは後日にします。

「中東に和平を」についても4人の方から返信をいただきました。

◇-----返信------------------------◇
 この度は、素晴らしいメールをありがとうございました。
送られたメールのモル・ベン・イエフダさんの発言を読ませていただき、涙が止まりませんでした。
とても考えさせられる言葉でした。
人間は悲しみの中からしか夢は見つけられないのでは?悲しくなってしまいました。この情報を教えていただき、心より感謝します。
◇---------------------------------◇

◆私も、18歳の少女から「兵役につきます」などという言葉は想像を絶するものでした。
楽しい交流大会だと能天気に出席していた私は、彼女達を取り巻く現実に、ガツンと頭をたたかれたような衝撃を受けました。

◇------返信-----------------------◇
シャローム(ヘブライ語)とサラーム(アラビヤ語)はこのタイトルのCDが発売になっていませんでしょうか。
たしか、これは作詞、作曲とも綾部の人がされていませんでしたか。そして、この曲を今回歓迎のお出迎えの時に演奏されたそうですね。是非とも、聴いてみたい、と思いますので、発売されていましたらお知らせください。
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◆この歌は今回のために3ヶ月くらい前に発表されたもので、合唱用のカラオケなら流れていました。残念ながらCDはまだだと思います。
が・・・・・、綾部の方でCD化の予定などを知っておられる方がありましたら教えてください。ギターのコード入り譜面は私も持ています。必要な方はご連絡ください。いい歌ですよ。

 ちなみに、27日夜、綾部市内のスナックに行くと「カラオケ」をどうぞという型どおりのお誘い。そこで、「シャローム&サラーム」とお願いしました。すると、店のお姉さんは「聞いたことある題名やからあるはずやわ」と一所懸命探しておられました。
・・・お店のお姉さん、ゴメンナサイ。
004 030729 私は学校を卒業後、義務として兵役につきます

中東に和平を!シャローム&サラームこそ中東和平への道

シャローム(ヘブライ語)とサラーム(アラビヤ語)はともに平和を意味する言葉なのに人はなぜこの言葉に背を向けて無益な争いを続けるのでしょうか。

そんな思いを込めて綾部市ではイスラエルとパレスチナ両方の遺児たちを招いて平和アピールを行いました。
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 7月27日の歓迎会では、イスラエルの代表が「平和が単なる理想に終わっていないだろうか」と疑問を投げかけられました。平和を唱えるだけで安心していたり、戦争反対を党勢拡大の道具にしたり、そんな薄っぺらい平和への意識は吹き飛んでしまう思いでした。
 
 また7月28日の「中東に平和を、地球市民大会・綾部」では、モル・ベン・イエフダさん(18歳、女性)が「暴力で問題は解決しない。戦争に勝者はおらず、双方に損出や死者が残るだけ。誰も愛する人が死ぬことを臨ん望んではいません。愛と平和を望む私たちのような人間がいることを忘れないで下さい。私は学校を卒業後、義務として兵役につきますが、次の世代にはこのようなことがないことを祈っています」と訴えました。

 今回の試みは大河の一滴かもしれませんが、これが源流となり大きなうねりになることを願ってやみません。また、マニアックな集団とも評されることのある「世界連邦運動」も再考が必要でしょう。

 この訪問団はこれから京都府、国の要人に会う予定です。それぞれの機関や役職の人々がどんな反応を示されるのか、注目したいと思います。

今回の行動に尽力された、四方八洲男綾部市長をはじめ地球市民実行委員会の皆さんに敬意を表します。

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振興局と統廃合と合併について
数人から意見をいただきましたので
そのひとつを紹介します。
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私も日ごろから、合併問題や振興局の事、新聞などで、読むたびに、いつも綾部は、不利というか、、四市の中心にありながら、公共物、商業関係も福知山や舞鶴へ移転する事が多い様に思います。やはり、人口は、条件として、大きな問題だと思います。

でも振興局廃属の件は、綾部こそ、高速の分技点、JRの便宜など挙げると、何もかも舞鶴ばかりにいかずに、一つ一つの特色もち、舞鶴は国の機関、福知山は商業関係、綾部は府関係や農業、地方振興などと分散して、どの市にも、人が集まるように出来たら理想だと思いますが・・・。でも合併問題は、私たちは福知山とするものだと思っていました。綾部にこだわらずに舞鶴に合併して国から沢山の予算をいただき、黒字の市政にしていただきたいものです。ま、ドコもくッいてもらえないから仕方ないかな、、、、、
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そういう思いは多くの人にあると思います。
しかし、綾部市にはまだまだ多くの可能性があります。魅力ある綾部市つくりに皆さんの力を貸してください。
003 030724 中東に和平を!
  
 綾部市議会は日本で初めて「世界連邦都市宣言」をしました。この趣旨から、中東に和平を求めてイスラエル・パレスチナ両方の遺児を綾部市に招いて平和をアピールする諸行事をします。
その日程をお知らせします。特に7月28日の「中東に和平を!地球市民大会・綾部」には是非ご参加ください。
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交流団訪問日程
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7月26日(土)関西空港到着
 ・行政バス2台で関空まで出迎え
 ・午後2時 市役所前広場にて市民歓迎会
 ・水無月まつり参加(代表点火式出席)由良川河畔にて花火見物

7月27日(日)
 ・午前9時ホテル出発、バスで市内観光
        (工業団地、桜が丘、里山風景など)
 ・午前10時 二王公園到着
        レクリエーション活動(体育指導員(5名)の協力、指導)
        (パターゴルフ、キャッチング・ザ・スティック、ダンスなど)
 ・二王公園にて昼食
 ・午後1時 奥上林小学校体育館で綾部太鼓、綾部踊りなどを体験発表練習
 ・午後4時 あやべ温泉で入浴
 ・午後5時 二王公園出発
 ・午後6時 ホテル綾部大広問にて実行委員会主催歓迎夕食会
        出席:役員、市議会議員、中学生、ホスト家庭等130名規模
 ・午後8時 各ホームステイ先にホスト家庭の自動車で移動

7月28日(月)
 ・午前9時 中央公民館で日本文化体験
        (お茶、習字、折り紙などを指導により体験)
 ・午後1時 中丹文化会館(中東に和平を!地球市民大会・綾部リハーサル)
 ・午後3時 中東に和平を!地球市民大会・綾部
        場所:中丹文化会館「大ホール」
        時間:干後3時から5時半(入場:無料)
        参加:1000名
 ・午接6時 会場からホスト家庭の自動車で移動(ホームステイ)

7月29日(火)
 ・午前8時 駅前集合(大型バスで京都に出発)
 ・午前中京都府知事:京都市長を表敬訪間
 ・午後 京都実行委員会で計画中(学生との交流、歓迎会など)
 ・午後6時 歓迎交流会(京都国際会館)
 ・午後9時 大型バスで東京に移動(車中泊)

7月30日(水)
 ・午前6時 東京到着(仮眠休憩・朝食)
 ・午前中  首相官邸、外務大臣、文部科学大臣、衆・参議長を表敬訪間
 ・午後3時 特派員協会記者会見(プレス・コンファレンス)
 ・午後6時 東京デズニーランド見学

7月31日(木)
 ・午前9時 NHK放送センターで活動
 ・午後1時 東京見学(麻布十番、六本本ヒルズ)・土産物ショツピングなど
 ・午後6時 東京実行委員会主催夕食会.(KKRホテル東京にて)

8月1日(金)
 ・午前9時 宿泊先からバスで成田空港へ
 ・午  後 成田発12:55で帰国
002 030711 市町村合併---たまたま大きな町に住んでいることで優越感を持つ?

@))))--綾部市議会6月議会は7月14日の本会議で終わります。

市議会といえば、本会議で議員と市長等が質疑応答をする一般質問を思い浮かべられると思いますが、その後も常任委員会での議案審査、請願・陳情審査もありますし、予算委員会もあります。

よく「議会を傍聴するとすればどの会議がいいでしょうか?」と聞かれます。一般的には「本会議一般質問」ですが、もっと細かく議員が質問し部長・課長が答弁する「予算総括質疑」があります。

それと、最終日の本会議。この最終日はその議会で上程された議案すべての採決を行います。時には議案に対する賛成・反対の討論もあり、議会が国等へ出す意見書の審議もあり、その議会でどんなことを審議してきたのかが総括的にわかります。

市議会はどの会議も公開していますので9月議会は、本会議一般質問だけでなく「予算総括質疑」や「最終日」も傍聴してください。

その6月議会最終日は7月14日月曜日ですが、私はこの本会議で「市町村合併等調査研究特別委員会」中間報告を行います。例の「3市3町の合併」の方向を打ち出したものです。

私はその委員長報告最後あたりで 「現在、中丹地区では1市3町の合併協議が行われていますが、「市」とか「町」という地方自治体の単位は、自治法による制度上の区切りにすぎません。
 たまたま、人口の多い町に住んでいる者が優越感を持つ様な合併論議があるとすればそれは憂慮すべきことであります。

 私どもは、今後も協議を必要とする合併問題について、地方自治の本意と人間の尊厳を基本に調査研究を行いたいと存じます。」というような内容を加えようと思っています。何をさしているかおわかりでしょうか。

A)))))--振興局の再編について

前回のメルマガに応えて、舞鶴に地方振興局を配置する理由について「舞鶴には国の機関があり、何かあったときに便利だから。港がありいろいろを迎えるのに適している。北が何かと騒がしいから。」という話を聞いたことがあると返信をいただきました。
う〜ん、それもある。です。
001 030708 6月議会本会議 ・ なぜ振興局は舞鶴に置くのか

こんにちは。佐々木幹夫です。突然のメール送信をお許しください。

このたび、私の議員活動の中で知ったことや思ったことを皆さんに伝えるべくメールマガジンを発行することにしました。

今後、どれだけのことがお伝えできるかわかりませんがご一読いただければ幸いに存じます。

なお、送信は不要という方はご面倒ですが
 sasaki@gold.ocn.ne.jp まで
送信不要の旨をお知らせください。

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6月議会が開催されています。
話題になったのは「丹波市」です。

これは、兵庫県の「氷上町や市島町など「氷上郡6町」が市町村合併で新市の名前を「丹波市」と決めました。しかし、「丹波」と言う名称は兵庫県内でも篠山市などは「丹波篠山」を売り文句にしたり、京都府内でも「丹波町」が実在し「丹波松茸」など広く使われており、「丹波」と言う名称を、独占されては迷惑だ。と言う主張です。

綾部市観光協会が、氷上郡6町の市町村合併法定協議会に抗議をしたのがきっかけに市議会でも取り上げられました。

私も同感です。

地名は歴史的文化財です。氷上郡6町の市町村合併法定協議会は周辺地域も共感し地域の歴史に誇りを持ち、豊かにイメージのふくらむ「新市」の名称を考えてほしい。
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なぜ統廃合する新振興局は舞鶴に置くのか?

地方振興局等の再編について府は、平成13年12月に「府新しい行政推進懇話会」から受けた提言を基に再編する「たたき台」を発表しました。

提言の中では、綾部、舞鶴、亀岡の1市1振興局が槍玉に挙げられ、従来から府庁との2重構造も指摘されています。

私は、今後の振興局統合のあり方について、中丹地区3市3町の合併を視野に入れて、現地解決能力をおおいに高める大幅な権限移譲と、地域行政の真の中核拠点として、また管内市町村の運営についても、目からうろこが落ちるような提案の出来る専門性を高めることを目指すとすれば、中丹地区には振興局は一つでいいと思います。

ただ、なぜ中丹地区で一箇所に統合する振興局は舞鶴市に置くのでしょうか。港があるからなのか?人口が中丹地区で一番多いからか?府会議員の数が3人だからなのか?ここにも、市町村の力関係とバランス感覚が働いているのだろうか?と思うのは私だけでしょうか。
  主 張  
 
議員定数を考える時

議員定数を考えていただくときに必要なベースを少し述べます。

  誰でもはじめに根拠とされるのは、人口対議員数、自治法に定める法定数対各市の条例で定める議員定数減少条例数です。

  人口対議員数は、人当たり、福知山市で約2,660人、舞鶴市で約3,130人、綾部市は約1,780人です。
減数率は、福知山市法定36人が26人で138%、舞鶴市法定36人が30人で120%、綾部市は法定30人で136%です。

  これらを基準にするだけなら論議の必要はありません。   ほかに、例えば「財政規模」を例にとって一番小さい綾部市の議会審査を見ますと、綾部市の決算総額は約300億円ですから議員一人当たり13億6千万円の審査をする重みになります。
また、審査する常任委員会も綾部市議会は4委員会から3委員会制に変えましたので構成は現有7人ですから、意見が分かれたら4人の賛成で決定します。これが定数15人だと、一人15億円、5人の委員会で3人の賛成で、皆さんからいただいた税金の使い道を決めます。

そういう体制で良いのかも一つの検討事項です。

れに市域の面積、議会構成、議案審査体制、市民の意見を吸収する適正人員、近隣市とのバランス、市民感情、議員報酬、優秀な政治家の育成、等々いろんな要素が絡んできます。
  そして、大きな市は事業や予算規模が大きいですが、自治体の規模にかかわらず、地方自治法により、規模の小さい市でも同じ仕事(審査等)をしなければなりません

  議員なんか減らしたらよい!という感情先行型の意見。
議員は少数精鋭で、と言っても、ほとんどが地域の利益代表的要素がないと当選できない実態。
議員数を減らしたら市民に褒めてもらえるかのように思っている勘違い。
自分の当選がかかってるからと言われると、持論を述べずに首を引っ込めてしまう議員。

  など、いろんな思いと意見がある中でバランスのある定数論議が必要です。
地方議会の会派
 地方議会の会派は国会の政党とは違います。地方自治体の議会としてあるべき方向性と高い志を持った政策集団であるべきです。

 ましてや国政選挙を想定した政党系列の会派構成などは地方自治体の自主自立を放棄するがごとき行為です。
また、市長与党の一員に入っていればそれで良しとし、群れるがごとき会派を構成するのも市民の期待に応えているとは言い切れません。

 地方議会に大切なことは自主政策と自己責任です。市民の皆さんの目に触れることの少ない議会内会派ですが、私は市民の皆さんと語り合い市政の在り方を問いかける、そんな志の高い議会内会派を求めて止みません。

地球の寄生虫
 
 綾部商工会議所青年部20周年記念講演会。講師はネットワーク「地球村」代表高木善之氏。「美しい地球を子どもたちに」と題した講演はゴミ、地球温暖化、森林破壊、食糧問題と進むが、キーワードは「自分」。グリーンコンシューマになろうという勧めはかなりの説得力。地球誕生以来、地球にとって一番やっかいで、たちの悪い寄生虫は人間なのでしょうね。


 「地球の寄生虫」のことは高木氏の講演で聞いたのではなく、何年か前に何かで聞いてずっと心の中に残っていて、いろんな構築物を作ったり、人類はウイルスとの戦いだという話を聞いたりするたびに思い出していました。

 地球の今日に至る歴史最後の数秒間で登場する「ヒト」は、この地球上に住むために、いろんな知恵と工夫を重ねてきました。しかし、地球自然の恵みは無限ではないと言う事に気づいたとき、地球に優しい「少しの努力をしましょう」と言う訴えには応えることが出来ても、私達は今日まで築き上げてきたものを放棄し、例えば50年ほど前の生活に戻ることが出来るでしょうか。

 やはり、人類の知恵の結果に出てきた反省と欠陥は、知恵と努力で補うしかないかもしれません。すでに、エネルギー、食料、自然保護などの問題も意見が交わされています。放棄するか工夫努力をするか。それとも新たな共存の道を発見するか・・・なのかなと思います。

 そう思いながらも私は住民の皆さんの要望に応えるべく、道路をアスファルト舗装したり、小川をコンクリートで固めたりしています。

漁業組合の鑑札制度に異議あり

 
あるフォーラムで「かわがき(川で遊ぶ子ども達)」がすくなくなった・・・といわれていました。しかし、お父さんが子供を連れて川に魚釣りに行くのにも鑑札を購入していないと違反なのです。勿論、子供だけで魚を捕っても厳密には違反です。何か変でしょう。川は何のために、誰のためにあるのでしょう。
 この鑑札は、その川で放流事業をする漁業組合が収益事業として発売しているもので、行政からも補助金が出ています。その事業の収益は主に「鮎」ですが、その他の魚は「雑魚」として区分され「鮎」の収益を守るために「雑魚」も鑑札が必要なようです。
 
 母なる川、ふるさとの川と言いながら、今日の制度や規則は、危険や利権を理由に子ども達から川を遠ざけています。
 このままでは、川は「恐いもの」「子供の行くところではないもの」になってしまいます。最近の行政の河川工事では「親水(水に親しむ)施設」に重点が置かれていますが、ふるさとの川に愛着を持って・・・・と言いながら子供達を川から遠ざける収益事業に補助金を出している行政の政策にも矛盾があります。

 ハエやフナなどの雑魚を釣るのに鑑札は不要です。漁業組合の再考を求めます。

心が貧しくなった日本人
 
 
ある評論家が「日本は物質的には豊かになったが、心が貧しくなった」とよく言います。さらっと流せばそうかなと思えますが、心が貧しくなったのは、私以外の日本人でなく、あなた以外の日本人でもなく、私もあなたも「心が貧しい」と言われているということに気付かなければならないのでしょう。

全体の風潮をそう表現しているという言い方も有るでしょうが、しかし、原点は一人からはじまります。私達日本人の心のどんなところが貧しくなっているのかじっくり考えてみたい。

自然の理にかなったゴミ処理方式

 
「自然の理にかなったゴミ処理方式」。例えば生ゴミ、これは本来、土に帰すべき物が多いのに、多額の経費を使って焼却しています。また、今、土に埋めている物は土に帰らないプラスティックなどで、自然の理にかなっていない。現在のゴミ処理を大分すれば焼却と、再利用と、埋め立てですが、燃やして処理をするゴミのほか、再利用などはリサイクル法など法的整備が進められていますし、埋め立てられている物の資源化の研究も進められています。
 
 国は生ゴミは焼却する方針で、この補助金の関係で、綾部市も現状の処理方式を採用せざるを得ない実情も有ります。また、市民にとっても、自宅や近所と共同で毎日ゴミ処理をするより、今まで通り集積場に持っていけば市が処理をしてくれる方が良い、と言う意見も当然あるでしょう。しかし、市民の参加と協動で、土に返せる物は各家庭で土に帰す協力をしていただく方策と方針を示し、実行体制を整えるなどして、「自然の理にかなったゴミ処理綾部方式を目指してはどうでしょうか。
 
 「エコシティ」環境都市を創るための要件は、リーダーとなる人材の育成、市民と行政のパートナーシップ、環境問題を経済面でも成り立たせる方策、誰でもわかる実践例の提示。であると思います。現在の「綾部市環境基本計画」を更に前進させ、綾部市の特性を生かした、自然の理にかなった綾部方式環境先進都市。先進と言わずとも、環境政策充実都市を目指してはいかがでしょうか。

地域の「発展」とは都会化を目指すことですか?   

 私たちはよく希望を込めた意味で「我が地域の発展」など「発展」と言う言葉を使いますが、綾部市の発展とか地域の発展とは、どういう状態になることを発展というのでしょうか。発展という多くの場合、とかく都会志向が多く、人口が増えて都会的な町になることを指していることが多いと思いますが、私はそうではないと思っています。 町の部分的には繁華街的要素が必要ですが、発展とは、その町の「地の利」を生かした特性や個性を、十分発揮したまちづくりが進んでいることを言うと思っています。市長が言われる一周遅れのトップランナーと思いは共通ですが、私は今日にいたって綾部市は人が人として生活し、住み、骨を埋めることにかけては、都会と言われる東京や大阪よりは、はるかに有利だと思っています。

 「地の利」と言えば有利不利を言うことが多いですが、私は不利を嘆くよりは有利を生かす政策が必要で有ると考えます。しかもこれはバラバラであったり、一部の方だけの取り組みでは限界があります。和木の梅や六左右衛門村、仁王の村など各地域で取り組まれているような、自然の利点を生かした政策を全市で展開する体制を取ってこそ、その成果は上がるものです。また、特性を生かすと言っても趣味や鑑賞の世界で終わったのではあきません。観光産業もしかりですが、農業体験産業、自然体験産業、長期滞在産業、永住政策産業など、新たな地方産業として成り立つことが重要です。

 綾部市は都市形態を田園文化工業都市としていますが、この都市形態の表現と並ぶ程度の重さを持って個性・特性・地の利を生かした町づくりの方向性を鮮明に打ち出すべきではないのかと思います。

地方分権が始まった                   

 いよいよ地方分権が動き出しました。しかし「地方自治」という最終目的から見れば出発点でしかありません。しかも財源の伴わない分権のスタートである上に、課題はたくさんありますが、この地方分権をどう生かすかは地方自治体次第であります。
 課題のひとつは、市長を始め執行機関と議会は、民意を信頼し常に民意に問う姿勢に徹し、町づくりのための役割分担と市民参加を求めること。二つ目は行政の政策立案能力を高める人材開発と育成です。三つ目は縦割り行政の弊害を克服し、迅速・即応・総合性を実現するため、横へつながる仕事の仕組みをいかに作り上げるか、であると思います。四つ目は避けて通ることが出来ないかもしれない市町村合併です。

 今日までの都市間競争や、その町の評価事項は、生活環境、公共施設、民間の活力、福祉、教育など様々な要素がありましたが、これからの地方分権社会では、「住民自治の意識と市民参加がどれだけ進んでいるか」ということが、新たに大きな要素として加わって来るでしょう。つまり、地方分権が進む中で、自治体の自主性・自己決定権が拡充されると共に自己責任も加わってくる自治体の運営は、市民は要求する側、行政は実行する側という意識を変え、行政と市民は役割分担をし、自分達の町づくりは自分達で進め、その結果についても検証をし、責任を持つ市民参加の体制を確立しなければ成りません。

市町村合併                                     
 
最近の論調でも市町村合併の誘導策はますます過熱気味です。
自治省は今年の3月3日、市町村合併推進本部を開き、各界各層から合併の意義や推進方法について答申を求めたり、国民の市町村合併に対する世論を喚起する事をねらいに「市町村合併推進懇談会」を設置するとともに、全国を6ブロックに分けて、自治省幹部が担当する都道府県を決めるなどの、市町村合併の推進体制を決めました。

 合併特例法の成立を受けて、自治省は、合併推進指針を通知、さらに合併特例債や合併補助金が創設されるなど、新たな市町村合併の推進に向けた体制が整ったことから、今後、合併推進の啓発に何けた全国47都道府県でのリレーンンポジウムの開催や、各都道府県での合併パターン作成の指導助言を強化するなど、合併特例法の期限切れである2005年を念頭に、市町村合併の推進に本格的に取り組む方針が打ち出されました。
 しかし、私に言わせれば、今後の市民の生活圏の拡大や財政・介護の問題など考えれば、市町村合併の必要性は否定しませんが、そもそも、法の新設や、補助金による誘導策で、市町村合併を促進したり、全国で自治体を300にするとか1000にするとか、合併の枠組みや組み合わせまでも、国や政党に指図されたり督促されたりするものではない。

 しかし、この市町村合併という課題は、地域の在り方に深く関わるものであり、地域の将来や文化や住民の生活に大きな影響を及ぼすことであることから、市町村の行政やそこに住む住民の理解が進み、合併が必要と判断すれば、速やかに自主的・主体的に行われることが基本であり、その時の視点は、市長や市会議員、市役所にとってでなく、原点はあくまでも「市民にとってどんな町の体制がよいのか」です。
 
 その上で、合併をしないのか、合併を進めるなら近隣2市3町か、3市3町か
、20万人以上の特例市を目指し、綾部以北4市13町が良いか。それに和知町を加えるのかなどを選択すればよいと思います。
市町村合併の課題と組合せ−京都府市町村行財政研究調査会報告
市町村合併は今後いろんな論議が出るでしょう。その時、論議をするベースを共有するために、少々長い報告書ですが、大切なところですので頑張って打ち込みました。
長くて読むのが嫌になるかもしれませんが参考にして下さい。
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 この報告書は一般的な内容でそれなりにまとめてあるとは思います。
しかし、この報告書の間違いは、自治省の意向に添って「市町村の組み合わせパターンの思案」を出したこのことにあります。これにより、「市民のために合併が必要か」、という肝心な点を飛ばして、「どこと合併するか」という組合せの話題を先行させてしまう結果になってしまいます。
 
 現に市民の中では福知山がいいとか舞鶴はちょっと・・・とか組合せの好き嫌いが話題の中心になっています。これでは合併のための合併になってしまいます。正に画餅です。
 
それに、20万人以上の特例市へといった意気込みはどこかに消え、政府が12月1日の閣議で、市町村合併の自治体数を1000を目標にする。とした方針に沿い、市町村合併により、良い町づくりをするどころか、地方自治体の数を減らす合併施策に様変わりしつつあるようにも思います。

 私は「市町村合併」に反対ではありません。大事なことだからこそ興味本位でこの問題を語ることにならないようにしたいと思います。

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***** 市町村行財政研究調査会報告書(骨子)*****

研究調査の趣旨

21世紀を日前に控えた今、本格的な分権時代を迎え、少子高齢化や情報化の進展などの変化に対応していくために、市町村のあり方を真剣に考える時期にある。

市町村がその役割を十分こ果たすためには、権限や税財源の委譲等の行財政制度の改革と、これらの権限を駆使して地域社会の課題に対応できる行政体制の整備とか相まって進展することか肝要である。

行政体制の整備、とくに市町村合併は、地方自治の根幹に関わる問題であり、住民の方々や市町村の自主的で主体的な取組みに基づいて行われることか重要である。

そのためには、市町村の現況や課題に関する分析や、市町付合併のメリット・デメリットに関する情報など、具体的な論議の素材が十分に提供されることが不可欠である。

本研究謂査会は、あくまでこのような観点から、京都府と京都府市長会、京都府町村会が共同して市町村行財政に関する調査研究を行うために、本年2月に設置され、議論を積み重ねてさたところである。

本研究調査報告書は、市町村合併をはじめとする行政体制の整備に関する議論の出発点として一つの考え方を提供するものであり、これにより住民の方々や市町村による自主的で主体的な議論か活発こ行われることか期待される。

第1章 京都府内市町村行財政の現状認識と将来展望

○ 府内の市町村の行財政がとのような状況況にあるか、今後どのような課題があるかについて、地域性を踏まえた分析を行った結果は次のとおりである。


1 人口等の動向
 
◇府内44市町村のうち、人口2万人未満の団体が30団体(うち8千人未満が15団体)と府内市町村数の約88%を占めている。
 ◇人口動態では、昭和の大合併以後、約半世紀の間に、北・中部地域では人口が半減した団体(2団体)がある一方、南部地域では5倍以上になった団体(2団体)もある。
 ◇人口規模が小規模の団体では、多くの場合、人口の減少と高齢化がともに進行している。


2 行政水準(社会基盤の整備状況)
 
◇道路舗装・改良などの社会基盤の整備状況をみると、主体としてかなりのばらつきがみられるが、概して言えば、小規模市町村において、整備が進んでいないところか多<みうけられる。経年的にみても、これら市町村間の格差は拡大する傾向がうかがわれる。

3 財政力
 
◇過疎や地理的条件もあり、市町村の規模か小さくなるほど、地方交付税や地方債の割合か高くなり、自主財源以外に依存する財務体質かうかがわれる。
 ◇全体的な傾向として、近年、経常収支比率の上昇や公債費の増大がみられる。


4 行政運営の効率性
 
◇人口規模1〜2万人を境として、住民1人あたりの財政支出や職員数等の指標が急激に増大する傾向がみられる。
 ◇小規模町村では、管理部門が占めるウェイトが大きく事業部門への配分が相対的に低くなる傾向がみられる。また、専門的な組織体制や専門職員の配置に至っていない状況がみられる。


5 市町村の行財政運営を取り巻<社会潮流と地域別の特徴
1)少子高齢化がもたらす影響
 ◇北・中部地域の団体では、高齢化が相当進行している。一方、南部地域の人口急増団体においては、今後25年間で高齢者数が2〜5億に急増すると見込まれる。

(2)過疎化がもたらす影響
 ◇北・中部地域では、「限界集落(高齢化率50%超)」「準限界集落(55歳以上人口比率50%超)」が多くみられ、将来的に地域の維持が困難となることか懸念される。

(3)日常生活圏域の広域化の影響
 ◇市町村域を超える通勤・通学が増加するなど、日常生活における広範移動が定着してきている。


(まとめ)
◎ 市町村行財政の現状を客観的なデータで比較すると、「行政水準、財政状況、行政運営の効率性・専門能力」において、小規模市町村は総じて厳しい状況がある。今後、広域的な対応が必要な行政課題への的確な対応が求めらることを踏まえ、合併や事務の共同化なとによる市町村行財政基盤の強化の検討が必要と考えられる。


第2章 合併や事務の共同化のメリットとデメリット

○市町村行財政基盤の強化の有効な手段としての合併や事務の共同化について、そのメリットやデメリットを検討した。

1 合併のメリットとデメリット
  合併のメリットとデメリットとして、次のようなことが考えられる。
  ア 合併のメリット(効果)
  
@ 行政運営の効率化による財政基盤の強化
   A 効率的・効果的な施設等の整備と行政サービスの提供
   B 専門職員の配置なと体制強化による行政水準の向上
   C 広域的観点に立ったまちづくりと政策の展開
   D 地域のイメージアッフによる活力の強化
   ◎ 市・特例市への移行の場合における市町村権能の拡大
   F 過疎高齢化が進行する地域の機能維持

  イ 合併のデメリット(弊害)
  
@ 住民の生活実態やニーズに即したきめ細かな(住民の顔が見える)行政サービス提供の困難
   A 歴史・文化・伝統なと地域アイデンティティの希薄化
   B 周辺部への行政投資の縮小
   C 地方交付税の縮減(合併後10年超経過した場合)
   D 支所の設置等による効率性の低下(面積広大の場合)
   E 旧市町村間の格差是正に伴う行財政の負担(格差が大きい場合)
   F 地域全体のまとまり(一体性)の欠如(同規模市町村の合併の場合)


 
◇全国の合併事例や、理論計算による分析でも、上記のような合併のメリットとデメリットは、一定確認できるが、合併のメリットやデメリットの現れ方は、個々の地域の実情や合併の類型(目的・規模等)によって違いがある。そこで、合併を考えるに当たっては、地理的条件、行政活動・産業経済・日常生活圏域の状況等を十分に踏まえめざすビジョンを明確にしていく必要がある。

類型名と合併のビジョン

@ 中核市・特例市創造型
 
合併によって、中核市や特例市への移行が可能になる市町村が、開発行為の許可等の権能に充実により、計画的・重点的な投資による質の高い都市機能の集積を目指して合併する類型

A 都市圏域発展型
 
日常生活圏域のつながりや産業経済的一体性が強い市町村が、住民生活の利便性向上とともに、都市圏域主体の発展をめざして合併する類型

B 都市・農山村融合型
 
圏域を構成する中心市と隣接町村が、より広域的な行政課題への対応と過疎高齢化が進行する旧隣接町村地域の行政水準の維持・向上をめざして合併する類型

C 市制移行型
 
合併によって、市への移行が可能になる町村が、福祉事務所の設置等、権能の拡大や体制の強化をめざして合併する類型

D 行財政基盤強化型
 
@〜Cのほか、広域行政に関する区域等、行政活動における一体性が強い町村が、スケールメリットの実現による財政基盤・組織体制の強化などをめざして合併する類型

E 適性地域連合型
 
Dのうち、特に過疎化の進んだ町村同士が、過疎高齢化が進行する地域における共
通課題に対応し、将来の行政水準の低下に歯止めをかけるために合併する類型

2 事務の共同化のメリットとデメリット
   広域連合や−部事務組合による市町村の事務の共同化には、次のようなメリッ
トとデメリットがある。
 
 ア 事務の共同化のメリット(効果)

 
@ 単独で実施困難な事務事業の実施(中学校の設置、消防など)
 A スケールメリットの発揮による事務の効率化(ゴミ処理など)
 B より高度な行政サービスの提供(地域中核病院の設置など)

 イ 事務の共同化のデメリット(弊害)
 
@ 組合毎に管理部門や議会が必要となり非効率
 A 市町村が総合性・独自性を発揮して実施ででる政策の範囲が狭まる
 B 組合と構成市町村との調整を要し、意思決定の迅速・的確性が阻害される
 C 住民にわかりにくく、市町村との責任関係もあいまいとなる

3 合併と事務の共同化の関係
 
事務の共同化と合併は、双方とも行財政基盤の強化に効果を有するものの、広域連合や一部事務組合が内包する上記2−イに掲げられるような制度的限界をも考慮すると、事務の共同化は、@合併の諸条件が整わない地域・段階における行財政基盤の強化の手投、あるいは、A合併のための諸条件を整備する準備段階の手段として位置づけることができる。 特に、事務の共同化の実績を積み重ねることにより、結果的に地域の一体感がさらに醸成されることが期待される。


第3章 市町村の結びつきとそれを基にした京都府内市町村の組合せ試案

○ 住民の方々や市町村による自主的で主体的な議論が行われるためには、議論の出発点としての「たたき台」が必要と考えられることから、事後のメリットやデメリットを踏まえ、次の考え方に基づいて市町村の組合せ試案を策定する。

1 市町村の組合せ試案策定の考え方

(1)基本的な考え方
 @ 幅広い議論のための多様な選択肢の確保
   
ア 全ての市町村について、原則として複数の組合せ試案を提示する。
    イ 提示した組会せ試案以外の組合せによる合併や段階的な合併の検討も当然ありうる。

 A 21世紀を見通した市町村の行財政基盤の確立
  
ア 合併後の人口は、原則としてある程度以上の規模(概ね2万人以上)を想定する。
   イ 合併後の面積か著しく広大とならないよう配慮する。
   ウ 全ての市町村か将来展望を見出せるようにする。
   エ 京都市については、組合せ試案の対象には含めていない。

(2)基本となる組合せ
 
@ 現行広域行政におけるまとまりを尊重する観点から、広域行政圏単位・郡単位の組合せ試案を優先的に採用する。
 A 地理的・歴史的条件、行政活動・産業経済・日常生活圏域の状況等の各種指標の分析に基づき、市町村の結びつきを重視した組合せ試案を策定する。


(3)その他の組合せ
  
(1)の基本的な考え方の下、各種指標に基づく分析の結果からは、「基本となる組合せ」ほど強い結びつきは認められないものの、特定の要素に関して、一定の結びつきがあると考えられる地域における組合せ試案も策定する。

2 市町村の組合せ試案
 ◇1の考え方に基づいて策定した市町村の組合せ試案は、次のとおりとなる。
 
なお、この市町村の組合せ試案は、市町村合併に関する住民の方々や市町村による自主的で主体的な論議の出発点として、一つの考え方を提供するもので参り、これ以外の組合せによる合併や段階的な合併の検討も当然ありうるものである。

府内の市町村の組み合わせ書式案

北部
基本となる組み合わせ

 
加悦町、野田川町
 宮津市、岩滝町、伊根町
 宮津市、加悦町、岩滝町、伊根町、野田川町
 網野町、丹後町、弥栄町           ′
 峰山町、大宮町、網野町、丹後町、弥栄町、久美浜町
 宮津市、加悦町、岩滝町、伊根町、野田川町、峰山町、大宮町、網野町
 丹後町、弥栄町、久美浜町
 福知山市、三和町、夜久野町、大江町
 福知山市、綾部市、三和町、夜久野町、大江町

その他
 
峰山町、大宮町、久美浜町
 舞鶴市、綾部市
 舞鶴市、大江町


中部
基本となる組合せ

 
園部町、八木町、日吉町
 丹波町、瑞穂町、和知町
 京北町、美山町
 園部町、八木町、丹波町、日吉町、瑞穂町、和知町
 京北町、美山町、園部町、八木町、丹波町、日吉釘、瑞穂町、和知町

その他
 亀岡市、園部町、八木町、日吉町

南部
基本となる組合せ

 
向日市、長岡京市、大山崎町
 宇治市、城陽市、久御山町、八幡市、京田辺市、井手町、宇治田原町
 加茂町、笠置町、和束町、南山城村
 山城町、木津町、精華町
 山城町、木津町、加茂町、笠置町、和束町、精華町、南山城村

その他
 
宇治市、城陽市、久御山町、井手町、宇治田原町
 八幡市、京田辺市
 京田辺市、木津町、精華町
 城陽市、井手町、宇治田原町、山城町



第4章 地方自治のさらなる推進にむけて

 分権時代における地方自治を推進するためには、市町村が地域の課題に主体的に取り組むことができるような権能や財源、組織を備え、住民本位の自立した市町村行政を確立してい<ことが重要である。このため、次のような施策を推進することか必要である。

1 地方税財源の充実確保にむけて
 
地方分権をさらに推進していくには、地方財政における歳入(租税収入)・歳出間の乖離を是正するため、税財源の国から地方への委譲が必要である。

2 市町村財政の健全化にむけて
 
公債残高の累増なと地方財政の硬直化が進む中で、市町付が少子高齢化や環境問題などの地域課題に的確に対応していくためには、財政の健全化による行財政基盤の強化が不可欠である。
 そのためには、市町村自らが引き続き行政改革に取り組むとともに、長期的視野に立って歳出の重点化を図り、財政体質の健全化に努めることにより、地方分権の時代にふさわしい簡素で効率的な行政システムを確立していく必要がある。
 また、市町村が合併を選択しようとする場合には、その効果を最大限に引き出すため、次のような環境整備か必要である。

 
@ 市町付合併のための既存支援制度の積極的活用
 A 市町村の格差是正のための制度拡充等
  ・市町村の財政健全化のための国の支援措置の充実(公債費の抑制や土地開発公社問題に対する支援措置の拡充)
  ・合併後の地域整備のため、国・府・市町村の役割分担に応じ、事業を促進支援するスキームの構築


3 行政サービスの充実にむけて
 今後、より広域化する市町村において、多種な住民ニーズに的確に応え、効率的な行政サービスを提供するためにほ、時代に即した新たな行政サービスの提供方策を検討していくことか必要である。
 @ 情報通信技術を活用した行政サービスの提供
 A 地域の公的・公共的機関を活用した行政サービスの提供


4 個性ある地域づくりにむけて
 
◇住民の価値観の多様化に伴って、地域の持性を活かした個性あるまちづくりが一層重要となつている。
 ◇この場合において、旧市町村単位や、個々の自治会区域等コミュニティ・レベルにおいて、地域の歴史文化や伝統的行催事の保全継承などを通じた個性ある地域づくりができるよう、基金設置や情報発信等、財政面や人材面での支援を行うことか必要である。

5 住民自治の充実にむけて
 
◇地方分権の進展に伴い、住民の主体的な参加による地域づくりを一層活発化していくことが必要である。
 ◇例えば、市町村が合併を選択しようとする場合には、住民と行政との距離が遠ざかるおそれがあることから、合併市町村よりも狭域で一定の人口・面積を有する地域において、主体的な自治活動を活発に展開することかできる仕組みを検討する必要がある。

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以上です。さあ!市町村合併について大いに語りましょう。
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各種審議会への就任を辞退                     
 
 市が設置する各種審議会等に議員が委員として就任することは、審議会という政策形成過程に議員が参画することで、議会における事態を円滑にするという側面がある一方で、立法機関と執行機関との機関対立型をとる民主的な地方制度の本来の趣旨に反すると考えます。議員及び議会は執行機関に対し、批判、監視、牽制すべき議会本来の権能である審議権を重視すべきですし、行政は執行権の分野を、お互いに守る基本的態度が必要です。
 
 このことによって議員活動の情報量が減少したり、各種審議会等に出席して政策についての発言機会が少なくなることは事実です。
しかし、自立した自治体運営が求められるこれからの議会と行政の関係は、お互いがなれ合うことより、お互いの職責に自信を持って政策を論じ合うことが重要です。これが、強い自治体を作ることになると確信します。行政は議会で否決されるような未消化な議案を上げないこと。議員は日頃から勉強を怠らず、多くの行政スタッフが作成した議案に対しても正面から論戦を出来る研鑽が必要です。
 
 綾部市議会は地方自治新時代における「市議会の一層の活性化」を図るための一つの方策として、法令に定めのあるものを除き、各種審議会等への委員には就任しないことを、議員全員の合意により決定し、平成10年8月31日の第12期の議員任期満了をもって辞退することとしました。
 なお、就任辞退を補完するため、各種審議会等へ諮問された内容及び、審議内容、報告書、答申等は速やかに所管の委員会等へ報告することとしました。

 
詳細は議会改革をご覧下さい。
                                                               
綾部市の顔はどこ?                           

 綾部市の顔とはどこでしょう。色々思い浮かべるところがありますが、その中でもJR綾部駅は綾部市の玄関口であり顔として上げられる最たるものでしょう。
私は、他市を訪れ、駅を下りると駅前には大きなビルが壁のようにそそり立っている駅前を見て、その町の大きさを測ったり、仙台駅のように駅前には多すぎるくらいの樹木が配置されているのを見て「森ノ都」を感じたりします。また秋田県の角館市角館駅では武家屋敷と言う観光資源をもとに、駅前の建物は警察派出所も駐輪場も総て武家屋敷風に揃えるなど、町の顔をうまく表現していました。

 綾部駅も駅舎は小さくなりましたが、駅に降り立ったときに綾部市の玄関にふさわしい、また綾部市の特徴をうまく表現した駅周辺として整備を進めたいものです。また、駅は、鉄道を利用する乗降客だけのものではなく、綾部市の重要な中心施設と言う視点で、駅舎や駅前広場は、出逢いと交流・くつろぎの公園と位置づけて整備していくことが都市機能を充実させることになります。
 この駅周辺整備に当たっては以前、南側は四つ尾山を借景にした「山」をテーマにし、北側は由良川をテーマに「川」と言う提言がありました。これなどを生かしながら、綾部市の玄関口にふさわしいイメージやテーマ、コンセプトをもって進めることが重要と考えます。

学校評議員制度の導入                          

 1月21日、「学校教育法施行規則等の一部を改正する省令」が公布されました。これは、中央教育審議会が平成10年9月に「今後の地方教育行政の在り方について」答申したものに基づき、学校評議員制度の導入、校長・教頭の資格要件の緩和、職員会議の位置付けの明確化を行ったもので、本年4月からの施行を目指したものです。

 その趣旨は、学校が、より自主性・自律性を持って、校長のリーダーシップのもと組織的・機動的に運営され、子どもや地域の実情に応じた特色ある学校づくりを展関していくことができるようにするものであり、今後、各都道府県や市町村における積極的な取組により、各地域において創意工夫のある教育活動が一層活発に展開されることが期待されています。
 このうち、校長・教頭の資格要件の緩和は、地域や学校の実情に応じ、学校運営に優れた資質や経験を持つ者が、教員免許状が無くても幅広く校長・教頭に登用できるようにするものであり、また職員会議の位置付けの明確化は、職員会議が校長のリーダーシップのもとで適正に運営され、その本来の機能が発揮されるよう、その意義・役割を明確にするものでありますが、私が最も注目するのは、学校評議員制度の導入です。

 その主な内容は
@ 設置者の定めるところにより、学校評議員を置くことができる。
A 学校評議員は、校長の求めに応じて、学校運営に関し意見を述べることができる。
B 学校評議員は、校長の推薦により、設置者が委嘱する。というもので、まさに、地域の特長を生かした学校運営への住民参加です。

 これは一般論ですが、学校あり方や生徒指導等について外部から要望することはあっても、その教育方針と学校運営について一般人は口を挟めない聖域のようにとらえている傾向があります。しかし、この学校評議員制度の導入は、より一層地域に開かれた学校づくりを推進していく観点から、学校や地域の実情に応じて、学校運営に関し、保護者や地域住民の意向を把握し反映しながら、その協力を得るとともに、学校運営の状況等を周知するなど学校としての説明責仕を果たそうとするものであり、学校運営の新たな姿が形成されようとしています。

 しかし、この制度を生かすには地域住民の正しい理解と教育関係者の前向きな姿勢が重要です。小、中学校では学校設置者である市町村教育委員会の判断によって実施されますが、今日まで築かれた京都の良き教育環境を更に前進させるために、この学校評議員制度導入論議の高まりを期待します。

 
民俗民具古文書等郷土資料館                 

 
いつだったかある人が、日本人はこの100年間で世界に示すどんな文化を創造したでしょうか。と言われたことがありました。世界に追いつき追い越せの経済中心の国策により、結局は生み出せないばかりか、伝承や保存さえままならないと言う指摘でした。綾部市も先人達が努力や工夫した文化財が多くあります。特に民俗民具古文書などの郷土資料は保管場所も十分に確保できない状況です。確かに日本の歴史を物語るような全国的に重要な物は少ないかもしれませんが、これは先人達、私たちの先祖、近しい祖父母、父母、先輩の方々が汗を流して生きてこられた証左であり、生きた文化財であり、血の通った遺産であり、確実に先人達が綾部市の歴史を刻んできた郷土資料です。私は山家で生まれ高津町に住んでいますが、旧家に伺うと先人の汗と苦労がしみこんだ民俗民具古文書を見かけます。その家では捨てる気にはなれないがどこかに保管や展示をしてもらえないのかと聞く場合が多くあります。

 綾部市の未来永劫の発展を願い、産業と経済の源流を求め、これにつながる精神伝統の遺徳と功績に学ぶため、歴史を事物で証明し、保存・伝承・展示し、労働と生活の文化財に光を当てて、事物を通して綾部の歴史と伝統を現在と後世に何かって語る為にも民俗民具古文書等郷土資料館の設置が必要であると考えます。

同級生は人生の宝                           

  この文章は綾部中学校設立50周年を記念して制作された記念誌に寄稿したものです。
そして今年の8月13日に35年ぶりに同窓会を開催しました。同窓会の事務局と当日の司会を務めた私は、勝手に最後の演出としてこの文章を読み上げました。読んでいて我ながらいい文章だなと思いましたので掲載します

    同級生は人生の宝

 
 「友達を大切にして下さい。特に同級生は人生の宝です」
これは、平成3年度に私が綾中のPTA会長を務めたとき、卒業生に送った祝辞の一節です。
 中学校生活を送る子供達と当時の自分の姿を重ね
私の青春時代はすでに一世代一回りしたことを実感しながら
近頃、みんなどうしているだろうと思い浮かべることが多くなりました。

 そのせいか今回の同級生名簿作成の時には、消息が判り、記入欄が埋まっていく度に
心の空間が埋まっていくような喜びを感じました。
 中学生時代には当たり前のように毎日顔を合わせた同級生が
今、同じ綾部に住んでいても
毎日の仕事と生活パターンの違いからか、出会う機会も少なくなりました。

ましてや、マンモス校と言われる綾部中学校の同級生500人余りは
卒業後それぞれの道を歩み、それぞれの人生を刻んでいることでしょう。
 しかし、どこにいて、どんな毎日で、順風満帆でも、苦労が多くても
元気でいてほしい、そう願ってます。
そして、同級生は心のネットワークでつながっている、そう信じています。

 私は、卒業して12年後に綾部に戻り、市議会議員として
多くの同窓生の皆さんと共に、ふるさと綾部の町づくりに励んでいます。
同窓生の中には、綾部はすでにタイムトンネルの世界と言う方もあるかもしれませんが、
ふるさと綾部を思う心を大切に持ち続けて下さい。
そして、綾部の町づくりに力を貸して下さい。
 同窓生の皆さん、助け合いましょう。いい人生を送りましょう。たまには集まりましょう。

政党の駆け引きや選挙対策で地方自治体を振り回すな

 季節は秋から冬へ向かっていますが地方自治体は一足先に冬の時代を迎えています。
本来、景気対策は国を治める政府、中央政府の役割です。
なのに、政府政策の名のもとに、政党の駆け引きや選挙対策の減税が実行されるたびに、地方自治体の財政運営が振り回される仕組みは決して好ましいことではありません。

 ですから、景気対策と称する減税も国税のみで行い、それに関わる景気対策公共事業も地方負担を伴わない形で進めてほしい。このことは、市長も市長会などで遠慮なく主張していただきたい。私はことある毎にそう思います。(平成10年12月議会)


消費税を取らない予算案を提案?
 
 どの時代でも立場や考え方によって色々、勝手な意見を言う人もあります。たとえばある政党は、相変わらず消費税に関わる一般論をのべ、消費税を3%に戻せと主張し、公共料金への消費税の上乗せに反対し、消費税を取る予算案には反対をされています。

自治体財政の消費税を語ることと、スーパーが消費税還元セールで客集めするのとは違います。本当にそれを実行した場合の綾部市財政はどのようになるのか、反対だけを言うのでなく、主張の通り、消費税を取らない予算案をこの議場に提案していただいたらどうだろう。ここでその議案を、市民のためにも、市政運営のためにも、本当にそれがよいことなのかを審査しようではありませんか。と思うのですが、(平成10年12月議会)

 私学助成の充実を
私は京都府私学中学高等学校保護者会連合会の会長をしていました。
この主張は、平成12年11月18日に開催した「京都私学振興大会」の開会の挨拶です。
私学で学ぶ子供の保護者は、私学教育の特色に期待をし、その良さを信じて子供を私学に通わせています。
私学教育の特色の一つは、子供の個性や特性を伸ばす教育であり、生徒の多様化に即応した教育を展開して頂いています。
こうした教育環境の中で、子供の力がそれぞれの個性や能力に応じて、成長してくれることを私達保護者はおおいに期待しています。
 
 もう一点は、今日多発する少年の凶悪な事件に直面して、心の教育が叫ばれていますが、私学には、学校それぞれ建学の精神があり、これをもとに従来から、豊かな人間教育、心の教育を重視した取り組みが進められており、いじめ・非行等も割合に少ないのも、心強い限りであります。
 さらには、確実に二十一世紀の主人公となる子供達の教育に当たって、国際化・情報化・高齢化が更に進展する事を見据え、私学では早くからそうした点をふまえた取り組みをするなど、新しい時代を切り拓く情熱と、常に先見性を持った教育が進められており、私達は私学教育こそが、新しい時代を切り開く、二十一世紀の教育の要であると信じています。

 こうした私学教育の良さを、更に発展させるためには、学校と保護者が、共に協力し努力することが重要でありますが、国及び京都、府・市の私立中学高等学校に対する経常費補助を大幅に増額して頂いて、優秀な教職員の確保や、研修の充実及び施設・設備の整備を進めることが欠くことの出来ない重要な柱です。
 
 私達は私学に進学させることにより、多少の負担増になることは承知してはいます。しかし、学びたいという子供の心と、学ばしてやりたいという親の願いは、公立・私立を問わず共通であります。この共通の願いと公平に教育を受ける権利のもとに、私どもは私学の保護者負担を少しでも軽くして預く施策の充実と、私学助成の増額を要望するものであります。
 
 そのことが公立と私立の保護者の教育費負担の格差、即ち入学時約六倍強、授業料で約四倍強の実態を縮小することにつながり、学校選択の自由を保障することにもつながります。
 
 現在、京都府におかれましては、財政事情が厳しい中にありましても、以前から他府県ではそう多くみられない保護者負担軽減措置を、大部分の家庭に四万四千円補助して頂いています。こうした施策は、今後ダウンすることなく、更に充実して頂きたいと願うとともに、近年、経済不況と雇用不安の中で、折角私学に進学した子供が、経済上の理由で就学を断念するという事態も発生しています。これを何としても防ぐための、財政援助の裕実をもお願いしたいのであります。
 
 併せて、国におかれましては、私学保護者の負担を少なくする上から、保護者の教育費負担の軽減を図るための税制改正をも求めるものであります。

 京都私学振興大会は、私立中学高校経営推進者協会と保譲者会連合会の共催で、再開されて今年で四回目を迎えますが、この京都私学振興大会に結集した私達の願いを、京都府の平成十三年度当初予算に是非反映し、増額して頂きたい熱い思い申し述べるとともに、ご臨席賜りましたご来賓の方々に重ねて感謝を申しあげ、京都の私学教育の振興のために、今後ともご尽力ご賜りますことをお願いし、開会のご挨拶と致します。

開発では一周遅れが幸いして自然環境ではトップランナー
 丹後半島のど真ん中、太鼓山の風力発電施設で「風人祭」という催しがありました。キーワードは「環境」ですが、丹後地方といわず京都府北部は、開発と自然環境の関係で言えば、開発では一周遅れが幸いして自然環境ではトップランナー。開発が進んで利便性が高い都市部から来た人が、この自然環境をいつまでも守ってほしいともっともらしく言われることに抵抗を感じるのは私だけでしょうか。

 この風人祭ではシンポジウムもあり、コーディネーターは上林匡さん。この中で循環共生社会システム研究所の内藤正明教授は「風がなくて風力発電の羽根が回っていないのを見て「なんだ、また止まっている。と言わず、風が吹くまで電気は使えないんだ」と思うようになれることが大事と発言されていました。しかし、現在の利便性に慣れてしまった日本人はそこまで新たな進化?を遂げることが出来るだろうか。

 丹後地方では自然環境を守る活動は活発です。丹後からの発信を受けてより多くの人が自らの生活形態を見直す機会になることを期待してやみません。